どうも、征矢です。
ブログ、特に特化ブログを書いてる多くの人がぶち当たる問題、「ネタ切れ」。
書きたいのに、書けない。
書くネタが無い。
パソコンの前に座ったまではいいものの、指先は動かざること山の如し。
これも産みの苦しみというヤツでしょうか。
否!
ブログのネタ切れは、やり方次第でどうとでもなります。
ここではブログのネタ切れを起こさないためのキーワード探しの極意をお伝えしましょう。
目次
特化ブログのネタ探しの基本
特化ブログでは、基本的にネタのジャンルを絞って記事を書いていきます。
旬の話題をネタにするトレンドキーワードよりも、長いスパンで検索されるキーワードを選定していくことがメイン。
これを「ロングテールキーワード」なんて呼んだりしますが、このタイプのネタ探しは「過去から今までに検索されてきた実績のあるキーワードを探す」ことが基本です。
例えば、ある人が野球のルールについて知りたいと思ったとしましょう。
するとその人はGoogleとかの検索エンジンで「野球 ルール」と入力して検索するわけです。
この「野球 ルール」っていうキーワードは検索エンジンに履歴として保存されます。
つまり、世界中の人間が検索したキーワードが過去何年にも渡って残されてるんですね。
そのデータベースを利用して、過去に検索されたことがあるキーワードを見つけ、ネタとして記事にしていくわけです。
キーワードはツールで探す、だけど…
で、キーワードは「メインキーワード」と「サブキーワード」の2種類があります。
メインキーワードは記事のテーマになる部分。さっきの「野球 ルール」なら、「野球」がメインで「ルール」がサブです。
このように、キーワードは「メインキーワード+サブキーワード」の組み合わせで構成されるんですね。
このキーワードの組み合わせを、検索履歴のデータベースからツールを使って見つけていきます。
例えばツールに「野球」っていうメインキーワードを入力すれば、そこに紐つく「ルール」とか「選手」とかいろんなサブキーワードを抽出してくれます。
これを使えば、サブキーワードを悩まず機械的に探せることになります。
ですけど。
ここで問題となるのが、
「サブキーワードはツールで探せるけど、メインキーワードはどーやって探すの?」
というもの。
確かに、メインキーワードさえ決まっていればツールを使って一発だけど、肝心のメインキーワードが見つからない。
だからツールで調べることができない。
ああ困った。
ネタ切れ対策
そう。
ツールはサブキーワードを探せても、そもそものネタを探すことができない。
じゃあ、いかにしてネタを見つけていくかですが。
ネタ探しは、ある程度のコツが必要です。
頭をかかえてウンウン唸ったところで、出ないもんは出んのです。
ネタ探しに極意をお教えしましょう。
キーワードの抽象度を変える
抽象度を変えるってのは、要は「マクロ視点とミクロ視点を切り替える」ってことです。
ネタに詰まったら、過去に使ったキーワードでもいいので、そのキーワードの抽象度を上げてみましょう。
例えば、「チワワ」っていうキーワードがあったとして、抽象度を上げると「犬」になります。さらに上げると「哺乳類」になり、もっと上げると「動物」に、さらには「生物」となります。
かなり範囲が広がりましたね。
そしたら今度は、抽象度を下げていきます。
「生物」の下には「動物」もあれば、「植物」もあります。「動物」の下には「爬虫類」とか「両生類」もあります。
このように上位構造と下位構造でキーワードを考えると、ネタの幅が広がります。
言葉の言い回しや表現を変える
言葉は複雑なものでしてね。
表現は違っても意味は同じって言葉はたくさんあります。
キーワードも同じ。
今まで自分が使ってた言葉の使い回しや表現を変えてみると、思わぬネタが見つかる可能性があります。
例えば。
「おいしい卵焼きの作り方」と「卵焼きをおいしく焼く方法」は、意味はいっしょですよね。
でも「作る」と「焼く」とでは、表現が違います。
表現が違えば、使うキーワードも変わってきます。
「卵焼きの作り方」なら、作り方の手順とか作り方全般を解説することになります。
でも「卵焼きの焼き方」なら、焼くことに主眼を置いた解説になる。
この違いは、記事を読む読者層も違ってきます。
作り方の記事なら卵焼きのレシピを知りたい人が読者になるし、焼き方の記事なら作り方は知ってるけど、うまく焼けない人が読者になるでしょう。
この2つは意味は同じでも、主眼が異なるので、別々のネタとして成立するんですね。
こうやって言葉を変化させてみると、過去に書いた記事からも新しいネタを生み出すことが可能です。
テレビや雑誌、専門書を見る
ネタに詰まったとき、自分の頭の中からむりくり捻り出そうとしてもなかなか出てきません。
そんな時は、自分の中でじゃなくて外に目を向けてみましょう。
手っ取り早いのはテレビとか雑誌です。
こういったメディアで取り上げられるネタは、そのままブログにも活かせます。
知りたい人がいるから、メディアも取り上げてるわけですからね。
なので自分が扱うジャンルのテレビ欄にとか雑誌を見て、使えるキーワードがないかチェックすることも大事。
僕も、本屋で関連書籍を立ち読みしてネタ集めをよくやってました。
インターネット上のQ&Aを参考にする
インターネット上にあるQ&Aサイトを見るのも効果的です。
例えばYahoo知恵袋のように、質問とその回答が寄せられてるようなもの。
ブログの記事は、本質的には「読者の悩みに応える」ものです。
なので、世の中ではどんなことに困ってる人がいるのか、どんな情報を知りたがってる人がいるのかを探すことはそのままネタを探すことに繋がります。
回答内容よりも、「どんな質問をしているか」に重点を置いてリサーチしてみるといいですね。
キーワードを使い回す
一回使ったキーワードは、同じものはもう使えない。
なんて思ってませんか?
いやいや、んなこたぁない。
キーワードってのは、使い回しがきくものもあるんですよ。
どーいうことかっていうと。
例えば
「おすすめコーディネート 春」
っていうキーワード。
「おすすめコーディネート」っていうキーワードはそのままに、「春」の部分を「夏」「秋」「冬」とかに変えてやればいいわけです。
そうすれば「おすすめコーディネート」っていうキーワードだけでも、4つのネタができますね。
他にも、
「お花見スポットおすすめ 東京」
といったキーワードなら、東京以外の全国の地名が使えます。
こんな感じで、季節とか年号、地域といった使い回しのきくキーワードはネタをどんどん増やすことができますので、積極的に利用していくといいですよ。
トレンドネタも狙う
「自分は特化ブログだから」って、トレンドネタを狙うことを諦めてませんか?
それはちょっともったいないです。
特化ブログでもトレンドネタ(キーワード)は積極的に狙っていった方がいい。
ネタに困ったなら特に。
理由としては、特化ブログはその性質上、どーしてもアクセスが集まるのが遅い傾向にあります。
その弱点を克服するのに、トレンドネタはうってつけなわけで。
トレンドネタを記事にしてアクセスを大量に集めることで、ブログの成長スピードを一気に加速させることができます。
ジャンルを特化させてても、その中である程度のトレンドネタは日々発生するもの。
それを探すのはテレビ欄なんかが有効ですね。
ブログのジャンルに関連するテレビ番組を抑えておいて、次の放送でどんな内容を放送するかをチェックします。
で、その内容に則した記事を書いておき、放送当日にアクセスが集まるようにするんですね。
僕もこの手で結構アクセスを集めてきました。
ネタの発掘にもなるし、これを続けることでブログ全体の強化に繋がりますので、ぜひやってみることをオススメします。
ライバルのキーワードをパクる
特化ブログには必ず、自分と同じジャンルを扱うライバルが存在します。
ライバルの中には、自分よりも大きくて強いブログも多数あることでしょう。
そんな中でネタに困ったら。
ライバルブログを見て、彼らが使ってるキーワードをパクってしまえばいいじゃない。
もちろん記事の内容をそのままパクるのはNGですけど、キーワードを自分でも使うのはルール違反でもなんでもありません。
特に検索上位に出てくるライバルのブログは、理由があって上位表示されてるわけで。
そんなブログが使ってるキーワードであれば、ネタとして十分。
自分もそのキーワードをネタにして記事を書いてしまいましょう。
ただし、書くならライバルよりも良い記事を書かないと上位表示はされませんのでがんばって。
ネタ切れを起こさないための戦略
ネタ切れ対策について紹介してきましたが、そもそもとして。
ブログ立ち上げの段階で、「ネタ切れを起こしにくいジャンル」を選ぶのも重要です。
これも戦略。
具体的には、
・新しいネタが生まれやすい
・キーワードの母数が巨大
この2つを満たすジャンルは、ネタに困ることは少ないでしょう。
新しいネタが生まれやすいジャンル
ジャンルの中には、新しいネタが生まれやすいものと生まれにくいものがあります。
例えば「ダイエット」っていうジャンル。
ダイエット自体は興味のある人も多く、需要はかなり大きいです。
でも、新しいネタが生まれやすいかどうかでいうと、生まれにくいジャンルになります。
なぜなら、ダイエットという市場がすでに完成されきっているから。
ダイエットするなら運動と食事というのが定説になってるし、「新しいダイエット手法」なんてのもそうそう生まれません。
となると、既存のネタを使い切ってしまうとそれ以上書くことが無くなる。
それでは困りますね。
じゃあどんなジャンルならネタが生まれやすいかですが。
・流行の移り変わりが多い
例えばファッションやスポーツ、芸能関係などは、その時その時で異なる話題が次々生まれます。
それに伴い、新しいネタも次々生まれるわけですね。
記事を書く側としては、非常にありがたい。
・新しい事実や発見、商品が次々生まれる
例えばITテクノロジーやガジェット、宇宙開発、漫画やアニメ、ゲームといったジャンルは、どんどん新しい発見とか製品が生み出されますよね。
もう完全にネタの宝庫といってもいいでしょう。
キーワードの母数が巨大なジャンル
新しいネタが生まれなくとも、そもそも最初からキーワード(ネタ)の数が膨大にあればネタ切れの心配も必要ありません。
例えば動物や植物、食べ物などは好例ですね。
いくらでも既存のネタがあるので、ネタ切れを起こす方が難しい。
他にも旅行とか料理といった趣味関係のジャンルもいいですね。
特化ブログでは、ブログ立ち上げの段階で最低200記事は書くことを想定してジャンルを決めた方がいいです。
でないと、ネタが少ないジャンルを選んでしまって失敗、なんてことになりかねませんので。
常にネタ探しのアンテナを張っておく
このように、最初からネタ切れを起こしにくいジャンルを選んでおき、さらに上で紹介したネタ切れ対策を使えば、そう簡単にネタ切れは起こさなくなります。
そして最後に大事なのは、「日頃からネタを探すアンテナを張っておくこと」です。
芸人が、普通の人ならスルーしてしまうようなことを面白おかしく話せるのは、常にネタアンテナを張ってるから。
それと同じで、ブログを書く以上はネタ探しが必須。
電車に乗ってるときは中吊り広告を見たり、スマホゲームで暇つぶしするなら知恵袋を見たり、ライバルのキーワードをチェックしたり…。
できることはたくさんありますので、ネタに詰まったらぜひ試してみてください。