マインドセット

意思が弱い自分を変えたい人へ。克服するのに意思の力は不要!

どうも、征矢です。

 

あなたは自分の意思の力についてどう思ってますか?
強い?弱い?

 

たぶん、多くの人は「自分は意思が弱い」って感じてるでしょう。

 

ダイエットするにしても禁煙するにしても、筋トレも仕事でも家事でもなんでも。
人間、やろうと思ったことをやり続けることは非常に難しいんです。

 

そんで「ああ、自分はなんてクソなんだ」と自虐。

僕自身、かつては自分の意思の弱さに辟易してました。
服やら本やらが散乱した部屋で、

「明日は掃除しよう」

と毎日思う日々笑

 

あまりに部屋が汚すぎて、人すら呼べない状態にも関わらずそれでも掃除をしない。
もうこれはある種の才能なんちゃうかと本気で思ってました。

 

そんな僕でも、筋トレやブログ執筆、自分のビジネスに関わることなら毎日でも普通に行動できてます。
しかも何年も継続して。

 

どーやったら意思の弱い人でも、それを克服できるのか?

僕自身の体験から、そのノウハウを語っていきたいと思います。

 

 

 

意思は弱くて当たり前

 

「自分は意思が弱い」と思ってる人、それは普通です。

人間は楽な方へ、心地良い方へ簡単に流される生き物。
やると決めたことでも、それが苦痛であれば本能的に回避しようとします。
これはもう人間である以上、仕方ないこと。

 

本能が嫌がってるのに、それを押さえつけて行動できる人はよっぽど鉄の心を持ってる人でしょう。
普通の人にはムリ。

 

なので、意思が弱いことで悩む必要はありません。
悩んで自己嫌悪に陥っちゃう方が問題です。

 

でも、それじゃ問題解決にはならないですね。
人間の意思が弱いのは分かってると。
だから困ってるわけで。

 

意思が弱いはずなのに、やたら自己節制して「この人は意思が強いな」と思う人っていますよね。
有名なスポーツ選手とかビジネスマンとか、あるいは身の回りにもいるかもしれません。

彼らは何でそんなストイックに行動できるのか?
自分と何が違うのか?

 

ってことで、意思が強いと言われる人とそうでない人の違いについて見てみましょう。

 

 

意思が強い人の特徴

 

何としても達成したい明確な目標がある

 

意思が強い人は、目標がとっても明確です。

例えば

「3ヶ月で10キロやせる」

とか

「10月までに300万円売り上げる」

とか。

 

しかもただ明確なだけじゃなく、どうしても達成したい、達成しないといけない理由があります。
極端な話、命がかかってるとかいう状況なら意思も強くなるよねって話。

 

これが意思が弱い人だと、

「モテたい」
「金持ちになりたい」

と、めっちゃ曖昧でフワフワしてるんです。

それに理由もありません。
ただ何となくそっちの方がいから、みたいな。

 

世界でもハンパない実績を残した偉人たちは、この目標と理由に並々ならぬものがあったに違いありません。

 

 

目標達成のために何をすべきかハッキリしている

 

意思の強い人は、自分の目標を達成するために何をすればいいかを具体的にハッキリさせてます。

 

禁煙を目標にしてるとして、

「タバコも高いし禁煙しよ」

ってだけの人と、

「今1日10本吸ってるから、2週間ごとに1本ずつ減らしていって、半年後には吸わなくなってるようにしよう」

って人とでは、どっちが達成できそうでしょうか?

禁煙のセオリーとして正しいかどうかは置いといて、後者のほうが断然見込みアリですよね。

 

人間は何か行動を起こす時、その具体的なプロセスが頭の中でイメージできないと行動に移すことができません。
ダイエットすると言っても、「どうやって」が無いとダイエットできないんです。

「運動する」とか「野菜を食べる」じゃまだ足りない。

意思が強い人は「ジョギング1時間」とか「毎食○グラムの野菜」とか、パッと見て一瞬でどうすればいいかが分かるレベルまでプロセスを具体化してるんですね。

 

どうすればいいか分からない部分があると、途端に行動力が鈍ってしまうことを彼らはよく知ってるので、具体的なアクションプランを詳細まで落とし込んで日々実践してるわけです。

 

 

「考える」ことに時間を割かない

 

意思が強い人は、あまり考えてません。
こう言うと語弊があると思いますが笑

 

行動するときにいちいち考えてたら、行動が鈍るし、意思も揺らいじゃうんですね。
「今から勉強しよう!」って時に、勉強するかどうかを考えてたら「あ〜、録画してたドラマまだ観てないな〜」とか、他の楽な選択肢が頭の中をよぎるんですよ。
絶対。

 

そうさせないために、やると決めたら一切考えない、迷わない。
頭を使ったらいくらでも他にやりたいことが浮かんでくるから。

もちろん彼らも、計画を立てる段階では十分に考えます。
行動に移すときに考えなくてもいいくらいにまでプロセスを具体化したら、後はもう機械的に行動するだけ。
そこでいちいち頭を使わないんです。

 

 

意思の弱さを克服する3つの方法

 

意思の強い人の特徴がわかったとはいえ、やっぱり自分はマネできそうにない…。

そう。
頭でわかっててもできないもんです。

じゃあどうすればいいのか?

 

答えは、「意思の力に頼らない、期待しない」です。

とことんまで、自分の意思力はクソだと思いましょう。
そして「意思力0」ってことを前提にしてしまいましょう。

 

意思の力が無いなら、他で補えばいいんです。
自分の意思の力に期待しなければ、むしろ開き直れます。

 

さあ、開き直りましたか?笑

 

環境を整える

 

意思の力があてにできないなら、もう意思なんか関係無く、強制的にその行動をするしかない環境に身を置けばいいんです。

例えば。

 

ダイエットしたいなら、

・ダイエットのコミュニティに入る
・まわりの人にダイエットを始めたことを公言する
・自分意外の人に食事管理をしてもらう
・断食道場に行く
・ライザップに申し込む

とか。

 

部屋の掃除をしたいなら、

・家に誰か人を呼ぶ約束を先にしてしまう
・ダイソンとかの高価な掃除道具を買う
・家政婦を雇う

とか。

 

家にいたら勉強できないから図書館に行くのと同じ理屈です。
まわりがみんな勉強してる環境に身を置くから、自分も勉強できるわけですよね。

 

特に他者の力を使うのは非常に効果的。

「人の目」があることで、自制心は非常に高まります。
「人に言う」ことで、義務感が生まれて行動力が高まります。

自分だけの意思の力ではどうしようもないことも、他者を使うことでかなり効果があるのでオススメです。

 

それによって多少の出費があるかもしれませんが、目標を達成したいんなら、自分の意思が弱いんなら、やむ無しです。
というか、お金を払えば目標を達成できるなら、やったほうがいいですよ笑
そんなに楽なことは無いんで。

 

 

他の選択肢を無くす

 

人間は行動する上で、常に無数の選択肢の中から1つを選んでいます。
次の瞬間、テレビを見るもYoutubeを見るも、お菓子を食べるもブログを書くも掃除をするもなんでもアリです。

その中から、目標達成のために自分がすべきことを選ぶのが理想ですが。

それだけ選択肢があれば、「本来すべきこと」と「今やりたいこと」に矛盾が発生するのは仕方のないこと。
誰だってそうでしょう。

 

であれば、今の自分にとって不要な選択肢を少しでも減らしてしまいましょう。

例えば、資格の勉強をしないといけないなら。

机の上にスマホやらゲーム機やらは不要ですよね。
視界に入れば、触りたくなっちゃいます。

なので視界に入らない場所に置くだけでも効果があります。

ダイエット中なら買い物でお菓子コーナーを通らない、とか。

 

そもそもその選択肢は無いものとして捉えれば、「欲しいけどガマン…」って葛藤を減らすことができます。

これだけでも随分変わりますよ。

 

 

行動を自動化する

 

そして、あとは行動の「自動化」です。

「よし、やろう」と思って行動を起こすのはかなりエネルギーを必要とします。

疲れてる時とか気分が乗らない時にやろうと思ってもできないのはそのせい。

 

なら、いちいちエネルギーを必要としないように自動的に行動できるようにすればいいんです。

歯磨きとか着替えにエネルギー使わないじゃないですか。
ほとんど自動的に、毎日の習慣にならってやってますよね。

「歯磨き毎日するなんて、何て意思が強いんだ…貴様只者ではないな」

なんていう風にはならんようにですね。

意思力を必要とする行動だって、それと同じくらい習慣にしてしまえば自然とできるようになります。

 

んで、どうすれば行動を自動化できるかですが。

新しい習慣を作るようなもんなので、いきなり今日からできるわけじゃありません。
最初はやっぱり苦戦します。

 

おススメのやり方は、

「毎日でもできそうなくらいの小さな行動を1つ設定して、続ける」

です。

 

いきなり高いハードルを設定するから、みんな続かないんですね。
最初は跳び箱1段とかでいいんですよ。
慣れてきたら段を増やしていけばいいんで。

 

なので、ダイエットなら

「毎日オクラを1本食べる」

とかからでOK。

最初から「毎日ジョギングする」とか、ムリ。
人間の意思の弱さをナメちゃいけませんぜ。

 

そんで毎日オクラを食べるようになったら、「毎食サラダを食べる」とか「2階までは階段を使う」とかいってレベルを上げていく感じです。

ポイントは「ムリの無い範囲」で。
ムリすると続きませんから。

 

「その方法だと、目標達成するまでめっちゃ時間かかることね?」

と思うかもしれませんが。

 

ちょっとでも行動が変わるとですね、変化のスピードは上がっていくんです。
跳び箱1段跳ぶのに10日かかったとして、2段跳ぶのに20日かかるかっていうとそんなことないんですよ。
要領を掴んだり、意識レベルが上がったりして、もっと短い時間で次のハードルは超えられるんです。

 

何事も「最初が肝心」ってのはこーゆーこと。

最初で躓いたら、修正するのにかなりの労力がかかります。
だから最初は目をつぶっててもできるようなことから始めるんです。

 

さらっと書きましたけど、「意識レベルが上がる」ってのもかなり重要でして。
行動が変わると、意識も変わるんですね。

 

今までは

「勉強だりー」

って思ってたのが、毎日勉強するようになると

「勉強しないと」

に変わるんですよ。
コレほんと。

毎日の習慣&意識レベルアップによって、さらに自動化は簡単になります。

こうすればいつの間にか、「意思が弱い」なんつって悩んでたのがウソのように行動できてるようになります。
ぜひ参考にしてみてくださいな。

 

 

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