どうも、征矢です。
「自分にもっとセンスがあったらなぁ」
とか
「オレはセンスないから無理」
とか、自分にはセンスが無いからっつって、最初から諦めてオシマイにしてませんか?
仕事のセンスが無いとか、ファッションセンスが無いとか、デザインや絵のセンスが無いとか、ギャグのセンスが無いとか。。
いや、僕もセンスなさすぎて死にたくなったりしますけどね笑
でもでも、「センスが無い」ってホントなんでしょうかね。
っていうか、センスって何だ。
ってことで、センスが無い人がどーゆー人なのか、どうやってセンスを磨けばいいのかを解説していきます。
目次
「センス」の正体
そもそもセンスって何なんだ。
何をもってセンスの良し悪しを判断するんでしょう。
「センスが悪い」って言われる状況を考えてみると。
・仕事の段取りが悪い
・服装がダサい
・絵が下手
・運動オンチ
などなど。
まあ色々ありますよね。
で、これらを指摘されるのがズブの素人だった場合は、センスが無いっていうよりも「初めてだから仕方ないよね」感が出ます。
つまり、「ある程度経験を積んできてるのにイケてない状態」がセンスが無いってこと。
じゃあ、センスとは「才能」のことなのか?
センスが無いってことは、才能が無いってことなのか。
ああ、なんかもう身も蓋もない。
でも僕はちょっと違うと思ってます。
才能は持って生まれた特質のことで、後天的に身に付けるものじゃありません。
対してセンスは、後天的に磨くことができるものだからです。
仕事だってファッションだってデザインだって、経験や訓練を積めばセンスを磨くことができる。
それでもセンスを伸ばせないのはなぜか?
ファッションを例に考えてみましょう。
「服がダサいって言われた!センスを磨いてジュノンボーイみたいになるんや!」
ってことで、とりあえずファッション雑誌を読みます。
「なるほど、こーゆーのがオサレなんか」
と、とりあえずそれっぽくなるような服を買って真似してみる。
でも、なんかセンス無い…。
雑誌のとなんか違う…。
ってな経験、ありませんか?
これって、単なる「劣化コピー」なんですよね。
「雑誌」っていうインプットをして、ただ単に表面的に「真似してみる」っていうアウトプットはイコールにはならないんです。
それは、「なんでそのファッションがオシャレなのか」という本質を理解しないまま、見かけだけを真似ようとしてるから。
本質っていうとちょっと難しいですが、要は表面をなぞるだけじゃダメで、ちゃんと中身を理解してることが必要ってことです。
しかも理解できてるだけだとまだ足りなくて。
その理解したことを正しくアウトプットできる必要があります。
これには練習が必要ですね。
つまりセンスの正体は、
「正しい知識×経験」
です。
理解が甘かったり、経験が足りないとセンスのあるものは生まれないんですね。
センスが無い人の特徴
じゃあセンスが無い人にはどんな特徴があるかですが。
順番に見ていきましょう。
知識ばっかりで頭でっかち
いろいろ本を読んだりネットで調べたりして、知識は十分にある。
けど、アウトプットをしてないので経験値が無いっていうパターンです。
知識だけじゃ車の運転ができないのと同じで、実践しないとセンスだって身につきません。
知識も経験も無いならしょうがないんですが、なまじ知識ばっかりあるせいで「何か残念な人」になっちゃいます。
このままだとせっかくの知識が活かされないんで、実践して経験を積んでやるといいですね。
「人と違う自分」を過剰に意識する
「人と違う」ことはいいんですが、それを意識するあまり「他人とは違うオレ、イケてる」と勘違いしちゃってる人。
それで実力もセンスもあるなら説得力があるんですが、それが無いとただの勘違いで終わっちゃうので注意が必要です。
人と違うからセンスがあるんじゃなくて、センスがあるから結果的に人と違ってくるわけで。
そこを履き違えると、イタイことになってしまいます…。
新しいものや未知のものを取り入れない
センスのある人ほど、新しいものとか未知のものを取り入れるようにしてます。
新商品が出たらとりあえず買って試してみたり、今まで読んだことないジャンルの本を読んでみたり。
そういう、今まで自分の中になかった情報を取り入れていくことで、新しい刺激となってセンスの糧になっていくもの。
現在の自分の中にある情報だけで満足してしまって、新しい情報を取り入れなければ、いつまで経っても前に進みません。
今はそれでよくっても、5年後10年後、やった人とやらなかった人とでは大きな差がついてるでしょう。
美的感覚が薄い
「神は細部に宿る」なんて言い方もありますが。
細かなところにまで気を配るからセンスが光るものです。
キチッとした服を着てキメてるのに、靴だけ汚ったねえままだったり。
人物像だけは丁寧に書き込んで、背景はすげえ適当だったり。
「こんなとこ、誰も見てないよ」って思うような所まで気を抜かないから、センスあるアウトプットになるんですね。
こーゆーのは美的感覚みたいなもんで、けっこう人によります。
こだわる人はすごいこだわるし、こだわらない人はとことんこだわらない。
美的感覚が薄いと、どうしても細かな部分まで目が届かないもの。
病的なまで気にする必要は無いですけど、こういったこだわりが良いものを生み出します。
独りよがり
他人からどう思われるか、他人がどう思うかを意識せず、独りよがりになってる人も危ういです。
他人を意識しすぎて自分が無くなっちゃうのも問題ですが、意識しなさすぎるのもダメ。
TPOをわきまえてないと、センスは成り立ちません。
重役が集まる会議で、短パンにビーサンで出席する人間がセンス良いわけないですよね。
それと同じで、「その場の空気、雰囲気」に合わせたアウトプットである必要があります。
「そういう空気を読まないのがセンスだ!」と1人で勝手に勘違いしてしまうと、総スカンなわけで。
空気を読むことも、センスには必要になってきます。
「センスが無い」は言い訳
何事も「センスが無い」で片付けるのは言い訳です。
センスを磨く努力もせずに、逃げの一手ですよね。
最初っからセンスのある人なんか稀。
とりあえずやってみることが大事です。
やってみたら、自分で思ってたよりもうまくできるかもしれませんし。
センスが無いことを理由に手をつけなかったら、自分の1つの可能性を自ら放棄してるようなもんです。
センスはどのように発揮されるか
ごく一部の天才を除いて、生まれた時から抜群のセンスを持ち合わせてる人なんかいません。
っていうか、いてたまるか。
いろんな経験を積み重ねていくことでセンスは磨かれていきます。
で、そのセンスはどうやって発揮されるのかですが。
「感覚」と「思考」
何かをアウトプットするとき、人間には2つのパターンがあります。
それが「感覚」と「思考」です。
感覚ってのはその名の通り、無意識的に行う行動ですね。
仕事に集中してるときでも呼吸を続けたり、言葉をしゃべるときに口の形を意識しなくても口は勝手に動きます。
反対に思考は、意識的に行う行動。
頭の中で暗算したり、順番を考えて作業するときなど、頭を使って集中する作業が必要なことです。
センスが発揮されるのは、このどちらでも行えます。
ですが「本当にセンスのある人」は感覚的な方が多い傾向にあると思います。
自分の身の回りでも、「この人センスあるな〜」って人は、考えて練りに練るよりもサラッとセンスあることやっちゃったりしてるんですよね。
「考えなくてもセンスがあるなら、天才じゃん」と思うかもしれませんが。
最初は意識的に考えて行っていたことも、繰り返し訓練することでだんだんと感覚的にできるようになっていきます。
豊富な経験が思考を省略してくれるんですね。
最初から感覚的にできるならいいんですが、そんな人は少数。知識と経験を積み重ねていくことで、自然とセンスが光るものを生み出すことができるようになっていきます。
センスの3つの磨き方
生まれ持ったセンスが無い凡人は、どうやってセンスを身につければいいのか。
知識と経験ゆうても、どうやっていけばいいか具体的な例をあげてみます。
大量の良質な情報を浴びる
センスのある人は情報の引き出しが多いんですね。
大量のサンプルを見たり、自分でテストしてみたりして、大量の情報を浴びてるんです。
「大量の情報ストックを持つ」とも言えると思います。
自分のストックの中から情報をパターン化して「この場合はこう」っていうアウトプットをしてるわけです。
知らない人が見たら「何でそんなセンスのある発想が出てくるんだ」って思うようなことでも、実は大量にストックした情報の中から出してきたものだったりするわけですね。
でも、単に情報をたくさん入れればいいかっていうと、そうでもなくて。
ちゃんと質の高い情報を選んで取り入れる必要があります。
要はしょーもない情報なんかいらんと。
その情報の量と質がモノを言うってことです。
じゃあどんな情報ならいいかっていうと。
ネットで転がってるような有象無象な情報じゃなくて、ちゃんと実体験に基づいてたり、ものすごく斬新な切り口のものだったり、すっげえ実績を持ってる人の情報だったりです。
その際、その情報が正しいか間違ってるかはあんまり関係ありません。
例え間違った情報だったとしても、その情報が自分の引き出しの1つとして活用できるなら問題無いです。
例えば自分が目指す道の先を行ってる人の情報なんかは、非常に有用なものなると思います。
このようにして、良質な情報を大量に浴びることで、それだけで他の人と圧倒的な差ができます。
そこにさらに自分自身の経験が加わることで、説得力も生まれる。
そうやってできた情報の引き出しは、「いつでも使える良質なネタ」としてどんどん脳ミソにストックされていくことに。
あとはそのストックされた情報をアウトプットしてやるだけです。
いきなり良質な情報といっても難しいかもしれないので、とりあえず本をたくさん読んだりして、情報をたくさん集めることをしてみると良い練習になると思います。
多くの情報にふれるだけでも、良質かそうでないかの判断ができるようになっていきますし。
で、情報を集める際は、好き嫌い関係なくいろんな意見を集めるといいです。
中には自分と合わないとか、人間としてどうなのって疑問に思うようなものがあっても、とりあえず「そんな考えもあるのか」って感じでストックしてみる。
今よりもセンスを磨きたいなら、今までの自分と同じではダメです。
今までの自分に無かったものを取り入れていかないといけないので、食わず嫌いせずにあっちこっち手を出してみるといいですね。
フィードバックを受ける
いくら良質な情報にたくさん触れても、それをうまく活かすことができないと意味ないです。
自分がアウトプットした結果が、実際のとこセンスがあるのか無いのか、自分じゃ判断できません。
なのでちゃんと自分を評価してくれる環境が必要です。
特定の個人かもしれませんし、同じ志を持ったコミュニティかもしれません。
どちらにせよ、「正しい評価ができる」環境であることが重要ですね。
全然センス無いのに、
「キミいいわぁ〜、めっちゃセンスあるわぁ〜」
って言われても、気分が良いだけでただの勘違い野郎になっちゃう。
正当な評価能力があって、しかも良いものは良い、悪いものは悪いと嘘偽りなく意見を言ってくれる環境に身を置くといいですね。
ポイントは、自分が志してる道の先を行ってる人がいる環境です。
自分が今やろうとしてることを理解してくれてて、同じ道を通ったことがある人なら適切なアドバイスができますからね。
そうやって正しいフィードバックを受ければ、自分に足りない点とかできてる点がわかります。
改善する
フィードバックを受けたら、その指摘点を改善して修正していきます。
修正したら、自分で実践してみてまたフィードバックを受ける。
そしてまた修正していく。
これを繰り返していくことで、あとは勝手にセンスは磨かれていきます。
俗に言うPDCAと同じようなもんですね。
(PDCAの回し方はこちらの記事で解説してます。)
このように、
「情報を集めて実践する」⇨「フィードバックを受ける」⇨「改善する」⇨以下繰り返し
を実践していくことで、センスは磨かれることになります。
学んでるつもりだけど、いまいちセンスが悪いって人は、このサイクルがうまく回ってない可能性が高いです。
回ってたとしても、どれも中途半端になっちゃってる。
こういうのって、なかなか自分じゃ気付けない部分です。
フィードバック含めて、指導してくれるような人の存在が重要になってくきます。
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