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宝くじに当たった人の末路が悲惨な理由とは!?宝くじから学べること

どうも、征矢です。

 

宝くじ、高額当選したいですか?

僕はしたいです笑

 

僕は人生で2回ほど宝くじを買ったことがあります。

まあ結果は押して知るべし。

 

僕のまわりにも買ってる人がいますけど、

当たったっていう人は今のところ聞きません。

 

で、ときどき聞くのが

 

「宝くじに当たった人は不幸になる」

 

というウワサ。

 

ホントかどうかはわかりませんけど、

僕はこれは「理にかなっている」と思っています。

(実際は当たった人によりけりです)

 

 

宝くじに高額当選して、ホントなら幸せな人生になるハズが

まったく正反対の悲惨な末路を辿る…。

 

なぜこんなことになってしまうのか?

その理由について解説してみました。

 

 

 

宝くじに当たった人の末路が悲惨な理由とは!?

 

宝くじ当選者の末路

 

まずは、実際に宝くじに当選した人がどうなったのか見てみましょう。

ウソかホントかはわかりませんが、まあたぶんホントなんでしょう。

 

下のリンクに宝くじ当選者の末路がまとめてあります。

⇨NAVERまとめ

 

 

う〜ん。。

なんというか、悲惨ですね。。

 

 

宝くじの当選確率

 

ちなみに、宝くじ(ジャンボ)の1等当選確率はどのくらいなんでしょうかね。

 

ちょっと調べてみると、

 

1000万分の1

 

だそうです。

 

つまり0.0000001%

 

これがどれくらいの確率なのかというと…

 

・交通事故で450回死ぬ

・サイコロで同じ目が9回連続で出る

・雷に撃たれる

 

のと同じくらいだそうです。

 

当たらねぇな、コレ…。

 

 

末路が悲惨な理由

 

上のリンクにあるように、宝くじに高額当選した人は悲惨な人生を歩んでしまうことがあるようです。

(もちろんそうならない人もいるでしょうけど)

 

ではなぜそんなことになってしまうのか?

 

その理由をちょっと自分なりに分析してみました。

 

 

お金の使い方を知らない

 

一番の理由はコレじゃないですかね。

「お金の使い方」を知らないんです。

 

多くの人はお金がたくさんあればいいと考えています。

ですけど、仮にたくさんあったとして、何に使うかまで考えません。

 

よく

 

「うヘヘ、1億当たったら何に使う?」

 

なんてゲスい顔しながらゲスい話題が出ますけど。

 

そこで出て来る答えは、せいぜい

 

・高級車を買う

・タワーマンションに住む

・海外に移住する

・会社を辞める

・競馬とかパチ屋で…

 

っていう程度。

 

仮に1億円当たったとして、上の使い方をしたとして、

どれくらいその生活が持ちますかね?

 

たぶん一瞬です。

自分の短期的な欲求を満たすため、人に見栄を張るために

後先考えずに消費・浪費の限りを尽くします。

 

で結局、何に使ったのかもよくわからないままいつの間にか

無くなってるっていうのがオチ。

 

僕も経験がありますが、ちょっとしたことで数万円が突然手に入った後、

そのお金が何にどう使われたか覚えてますか?

 

僕は覚えてません。

(あっるぇ〜!?)

 

それと同じです。

 

「正しいお金の使い方」ができないために破滅への道を進んでしまうんですね。

 

 

上がった生活レベルは簡単に下げられない

 

急に大金が入ってくると、消費が一気に増えます。

贅沢品を買ったり、良い家に住んだり、高級な食べ物を食べたり…。

 

それに慣れてくると、その生活が当たり前になります。

生活レベルが上がるわけですね。

 

しかし手に入った大金はどんどん少なくなっていきます。

そうすると、生活レベルを落とさないと暮らしていけなくなるんですが、

その「生活レベルを落とす」ことが非常に難しい

 

例えば今、家賃15万円のキレイなマンションに住んでるとして、

明日から家賃4万円の木造風呂無しの家に住むことができますか?

 

1日3食食べていたのを2食に削ったり、

高級車から中古の軽に乗り換えたりできますか?

 

「うん、ムリだな(キリッ」

 

そうなんです。

生活レベルを落とすことは、大きな苦痛を伴うんです。

 

ゆえに身分不相応な生活を続け、やがては破産していくんですね。

 

 

余ったモノは使い切る習性

 

人間、余ったモノは使い切る習性があります。

 

「コレはいざというときのため…」

 

と、取っておいたハズのものが無くなってしまったことありませんか?

 

例えば、「20日まで」という期限の仕事を受けたとして、

普通にやれば17日には終わるけど、期限はまだあるからといって

結局当日ギリギリになってしまうケース。

 

僕はよくやってしまうんですが…。スンマセン

 

食べ物でも時間でもお金でも同じ。

「余り」は使いたくなるのが人間なんです。

 

 

「自分は大丈夫」という慢心

 

宝くじに当たって悲惨な末路を辿った人の話を聞いて、

 

「自分だったらこんなバカな使い方はしねぇ〜ぜ!!(ドヤ」

 

と思いますよね。

たぶん、みんな思ってると思います。

 

ですが、いざ自分の身に起こるとそんな薄っぺらい理性はフッ飛ぶほどの魔力を持ってるのがお金というもの。

こんなことを言ってる僕も実際に当たったらどうなるかわかりません。

 

人間は基本、楽観的です。

 

宝くじで当たるよりも交通事故で死ぬ確率の方が高いのに、

 

「宝くじが当たったらどうしよう」

 

と考え、交通事故に遭った時の心配はしません。

そう、みんな「自分は大丈夫」と思ってるんです。

 

これが大きな間違いなわけで。

「自分は大丈夫」なんて思ってる人ほど、怪しいんです。

クソ怪しいんです。

 

人間は自分で思ってるほど、できた人格じゃないことを自覚するべきです。

 

 

宝くじから学べること

 

以上のように、人間はお金に弱いです。

理由は、資本主義の社会ではお金が人間の欲望の多くを満たせるから。

 

よく

「身の丈にあった生活をせよ…さもなくば、身を滅ぼすじゃろう…」

とか言われたりしますよね。

アレは確かにその通りで、身の丈に合わない大金は自分でコントロールすることができません。

 

身の丈は自分の力でお金を稼ぐことで成長していくものです。

 

月に20万円の給料だった人がいきなり1億円もの大金を得たとしても、それをコントロールできるわけがないですよね。

 

 

多くの人が陥ってしまってるのが、

「お金が大事・お金は必要・お金が欲しい」と思っているのに、

お金についてのリテラシーが低いことです。

 

お金について考えないし、学ぼうとしない。

お金をただ消費するためだけの道具だと認識してしまっています。

 

なので宝くじで大金を得たとしても、悲惨な結果を招くだけになってしまう。

 

 

その点、お金のリテラシーがある人は違います。

自分のビジネスや他人のビジネス、自己投資などの将来さらに多くの利益をもたらす可能性のあることに計画的に使うでしょう。

 

自分の欲求に振り回されて無駄なことに使うようなことは絶対にしません。

お金が本質的にどういうものかを理解しているからです。

 

 

そもそもお金のリテラシーがある人は、宝くじを買いません。(たぶん)

なぜなら、宝くじは投資効果が異常に低いので。

 

買ったことがある人はわかると思いますが、

高額当選なんてまずあり得ないし、返ってくるのは投資金額のほんの一部です。

 

ほんのお戯れで買うことはあるかもしれませんが、

夢と欲望を抱いて買うようなことはしないんです。

 

そこに投資するよりも、もっと投資効果の高いところへ使うのがリテラシーの高い人の使い方です。

 

なのでお金のリテラシーが高い人ばっかりだったら成立しないのが宝くじというシステムだということ。

つまり宝くじは「お金のリテラシーが低い人向け」に作られた仕組みであると。

 

それはイコール、「主催者側が儲かる」ということです。

 

大衆の心理をうまく利用した、よくできた仕組みだと思います。

 

別に宝くじを否定するわけじゃないですが、お金について正しい理解を持った上で、

「そういうモノだ」と割り切って楽しむ方が賢明だと思います。

 

宝くじはお金と人間の心理について、いろいろ気付かせてくれました。

さて、宝くじでも買ってくるか…