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「引き寄せの法則」の本質とは!?お金も恋愛も科学で引き寄せる

どうも、征矢です。

 

「引き寄せの法則」ってご存知ですか?

聞いたことくらいはあると思いますが。

 

何となくその言葉尻から、スピリチュアルな雰囲気が醸し出されるので

 

「そんなモンあってたまるか」

 

と否定的な人もいます。

 

確かにその上っ面だけを捉えると精神論だのでまかせだのと怪しさモッコリですが、実は科学的にも説明ができるんです。

なのでその辺についての説明と、具体的な「引き寄せ方」を紹介しようと思います。

 

 

 

「引き寄せの法則」でお金も恋愛も引き寄せる

「引き寄せの法則」とは

 

みなさんご存知「マーフィーの法則」とか「7つの習慣」とか「思考は現実化する」とか、自己啓発系の世界的なベストセラーが世に出ているにも関わらずスピリチュアル的な面ばっかりが取り沙汰されて、

 

「なんかうさんくせぇ」

 

というイメージを持つ人も多いわけです。

 

そりゃあ「思っただけで欲しいものが引き寄せられる」とかマジで何それおいしいの?ですよ。

 

金だ、金をくれぇ!!と思えば金が引き寄せられ、

ヒャッハー!女だー!!と思えば女が引き寄せられる。

 

そんなわけあるか。

 

まあ真偽の程はここでは置いといて、熱烈な信奉者がいる一方でアンチも多い、

 

「結局のところどうなんだ」

 

というイマイチ謎なのが引き寄せの法則の実態です。

 

 

「引き寄せの法則」の本質

 

まあ、そんな感じでフワフワとした掴みどころのない引き寄せの法則ですが、その本質はちゃんと科学的に説明可能な理論に基づいたものです。

 

「自分が望んだもの(こと)が引き寄せられる」

 

ウソのようでホントの話です。

 

人間は、「あること」を意識すると、自然と意識したことばかりが目につくようになります。

例えば家を買うことを考えるようになったとすると、やたらと分譲マンションやらSUUMOやらの広告が目に入ってきます。

 

「最近、住宅情報の広告多くね?」

 

と思ったりもするわけですが、別に広告が急に増えたわけじゃありません。

もともとそこにあったんですが、以前は目に入らなかっただけ。

というか視界には入ってても、脳が必要な情報として認識しなかったので見えていなかったんです。

 

それが「家を買う」という意識をしたことによって、脳が必要な情報として処理するようになったために目につくようになると。

 

要は「見ようとしているもの(見たいもの)が見える」ってことです。

 

コレが引き寄せの法則の本質です。

 

お金とか恋愛の引き寄せも、同じ原理。

 

お金が欲しいと願うことで、お金を得る方法が自然と目に入ってくるようになる。

彼氏・彼女が欲しいと願うことで、出会いの場が自然と目に入ってくるようになる。

 

これらはほぼ無意識的なので、当の本人からするとアラ不思議、

「なんか急にチャンスが引き寄せられてるわぁ!」って感じるわけです。

 

この現象は何も不思議なことではなくて、脳ミソの機能です。

 

人間は常時、目とか耳とか肌とかの感覚器官から膨大な量の情報をインプットしてます。

目を開けてればいろんなものが視界に入るし、耳からはいろんな音が聞こえてくるし、肌もいろんな刺激を受けてます。

 

それらを全部意識的に傍受してたら、とんでもないことになるわけで。

 

パソコンで文字入力をしながらテレビのニュースを聞きながら視界の端で蚊が飛んでるのを捉えながら風が気持ち良いと感じながら昼ごはんの良い匂いをかぎながら他人の呼び掛けに反応しながら現在の時刻を記憶しながら足の裏の痒みを感じながら……

 

ってなことを毎秒毎秒意識できますか?

こんなに情報が一度に流れ込んできたら、脳ミソがパンクしてしまう。

 

なので、脳ミソは入ってくる情報にフィルターをかけて、いらない情報は捨てているんですね。

家族の顔を正確に描けなかったり、腕時計のデザインを正確に覚えてなかったりと、毎日見てるはずのものを細部まで記憶してないのはそのせい。

 

視界には入ってても、不要な情報は記憶できないんです。

 

この脳ミソのフィルター機能のことを「網様体賦活系(もうようたいふかつけい)」と呼びます。

英語で略してRASなんて呼んだりもします。

 

今までは住宅情報はフィルターに引っかかって捨てられてたのが、「家を買う」ことを意識したためにRASが変化して、住宅情報をフィルターから通過させるようになったんですね。

 

なので自然と目に入ってくるし、記憶にも残りやすい。

 

このように、引き寄せの法則は科学的に説明ができる脳ミソの仕組みによるものだったんですね。

 

 

やり方・コツ

 

ところがどっこい、現実を引き寄せるには思うだけでは難しいのです。

 

両手を掲げて

 

「地球のみんな、オラに現金を分けてくれ!!」

 

と単純に願ってもクソほども集まりません。

 

だから「引き寄せの法則なんてウソだ」ということになると。

ここに大きな落とし穴があります。

 

引き寄せのプロセスには、思いだけでは足りないんです。

「思い+行動」によって引き寄せが起きるんです。

 

例えば彼女が欲しいとして。

 

「彼女ほし~彼女ほし~彼女ほし~」

 

と願うと。

すると、RASが変わって合コンやら飲み会やら人からの紹介やら、なんとなく出会いの場を探して視界に入ってくるようになります。

 

ただ、目に入っただけでその場所に自分から赴かない限り、彼女はできませんよね。

 

「あ~出会いの場があるな~」

 

とボーっとしてるだけじゃあ思いは叶わないわけです。

だって出会ってないもん。

 

このように、欲しいものを手に入れるには具体的な行動を起こさないといけません。

 

「思い」⇒「引き寄せ」じゃなくて、

「思い」+「行動」⇒「引き寄せ」です。

 

「願ったことが引き寄せられる」というのは、行動が省略されてます。

 

ここを勘違いしていると、いつまでたっても引き寄せられねーじゃんよ!ということになるわけです。

 

 

なので引き寄せるためには、

 

①まず望むことを強く願う。

②RASによりチャンスが増える。

③実際に行動を起こす。

 

というプロセスを経ることが重要。

 

さらに①⇒②の部分もかなり大事で、なんとなくぼやーっと「彼女できねーかな…」と思いにふけったり、頭の中で反芻するくらいでは効果がありません。

 

この効果を高めるためには、「もう自分には彼女がいる」というレベルでの強い思い込みが必要です。

あたかも自分には既に彼女がいるかのように考え、行動する。

 

すると、

 

「あれ?オレには彼女がいるはずなのに、何で隣に誰もいねーんだ?」

 

と違和感を感じるようになります。

 

ここまで来ると、もはや行動せずにはいられないわけです。

彼女がいないという現実が、もう気持ち悪くていてもたってもいられない状態。

 

これを「認知的不協和」って言うそうです。

 

脳ミソではAだと確信してるのに、現実はBだと。

何だこれはと脳ミソが混乱して、必死に現実をAにしようとするんです。

 

これが驚異的な行動力を生むわけですね。

 

 

で、いきなり「達成してるレベルで思い込む」言うても難しい。

 

なのでまずは夜寝るとき、布団に横になって目を閉じたらその願いを達成している自分を想像します。

それはもう顔がニヤけるほどに。

これを「アファメーション」と呼びます。

 

このとき、「〜しない」という非定型の願いではなく、「〜している」という肯定形で、かつ現在形の表現を使うのがコツ。

「金持ちになりたい」じゃなくて「金持ちである」みたいな。

 

それを毎日繰り返していくと、日中もその思いがムクムクと募ってきます。

 

このようにアファメーションを習慣化できればカンペキです。

あとはもう体が勝手に動いて、気がついたら叶ってました!と。

 

 

まとめ

 

ほんで、まとめです。

 

結局、「引き寄せの法則」とは思考と脳ミソの働きのことだと。

 

望む状態を強くイメージすることで、見えてなかった(意識できてなかった)世界が見えるようになって、自然と行動してしまうトンデモ状態。

 

この状態に持っていくためには、既に望みを達成している状態をイメージして、それが当たり前になるくらいのアファメーションをすること。

そして後は行動あるのみ。

 

これで引き寄せの法則が発動するわけですね。

ぜひあなたもお試しあれ!