ネットビジネス

ネットビジネスの「楽して稼ぐ方法」の真実

どうも、征矢です。

 

この記事では、ネットビジネスの「楽して稼ぐ方法」の真実について解説していきます。

 

 

ネットビジネス業界の話をしますが。

 

まあ胡散臭いです。笑

 

というか、面白いんですけどね。

見てて。

 

「この方法で◯◯万円稼ぎました!!

あなたがやる作業は3回クリックするだけ!」

 

「もう日本円はヤバイです!

今なら先行者利益が得られる最新の資産構築方を無料でお教えします

この方法で寝てるだけであなたの資産は何十倍にもなります!」

 

とか、自称「成功者」たちがよくわからない商品をそこら中でアピールしてます。

 

それに簡単に釣られる方も釣られる方なんですが、果たして彼らの言ってることは

本当なんでしょうか、それともウソなんでしょうか。

 

そのあたりのことも踏まえて、ネットビジネスというものについてお話します。

 

 

「楽して稼ぐ方法」とは本当なのか?

 

「楽して稼ぐ方法」は確かにある

 

まず結論からですが。

「楽して稼ぐ方法」はあります。

 

例えば銀行強盗でもすれば、一気に何百万円もの大金が手に入ります。

入りますが、普通の人はやりませんよね。

 

あとは高額な詐欺商品を売りつけたり。

 

これも倫理的にもリスクの面でも、まぁありえない。

 

 

では、全うなビジネスではどうか。

 

やはり、あると思います。

楽に稼ぐ方法はあるんです。

 

例えば、自分が超信頼してる人から「これおススメだよ!」と、ある商品をすすめられたとしましょう。

超信頼してる人物です。

 

買いますよね?

値段にもよるでしょうが、まあ普通に手が届くものであれば買うと思います。

 

この「超信頼される人」になれば、あなたがすすめた商品はボロボロ売れるわけです。

簡単に稼げます。

 

身近なとこで言えば、

カリスマ美容師がすすめるシャンプーは売れますし、

有名美肌芸能人がすすめる化粧品は売れますし、

一流スポーツ選手がすすめるスポーツ用品は売れます。

 

 

ですが、大半の人はカリスマでもなければ有名人でもありません。

じゃあ結局、一般人には無理な話なのか?

 

いいえ。

一般人でも、影響力を持つ信頼される人になることができます。

 

確かに芸能人やスポーツ選手のように、何百万、何千万人に影響を与えるようなことはできません。

ですが、数十人~数百人規模であれば、十分に可能なんです。

 

その自分を信頼してくれる人たちに対してなら、商品を紹介したり販売したりできるわけです。

信頼されてますから、彼らも喜んで商品を買ってくれます。

興味の無い人相手に営業活動をしたり、上司やクライアントに媚びへつらう必要もありません。

 

それは楽に稼ぐ方法ですよね。

 

 

ですが…。

こうなるまでには、ある程度の時間も努力も必要です。

 

人に信頼されるということは、言うほど簡単なことではないからです。

インターネットという、相手の顔が見えない環境ではなおさら。

 

楽に稼ぐためには、「下積み」期間が必要なんです。

 

ここを見落としてはいけません。

 

 

モノは言いよう

 

楽に稼ぐ方法は確かにあるわけですが、そうなるまでには苦労があります。

 

「メール1通送るだけで○○百万稼げます!」

 

とか言ってる裏には、「ただし努力が必要だけどね」という前提条件がつくわけです。

 

 

ネットでやたらと楽に稼げることをアピールしている人たちは、ここをうまく隠しています。

 

「なんだ、結局楽じゃないやんか」

 

と思われたら商品を買ってもらえないからです。

 

彼らはウソは言っていません。

本当のことを伝えていないだけです。

 

 

「そんなのは屁理屈だ」

「詐欺といっしょだ」

 

と憤りを感じますか?

 

確かにやり方があまりにえげつなかったり、「詐欺一歩手前」みたいな連中もいます。

 

 

ですがこの行為は、本来は責めるべき行為ではありません。

 

これは「マーケティングにおける1つの手法」であって、

僕たちがよく知ってる企業でも、似たようなことをやっています。

 

例えば、「吸引力の変わらないただ1つの掃除機」で有名な企業がありますよね。

 

あの企業の商品とかCMとかを見てると、めっちゃ吸いそうじゃないですか。

 

「サイクロン方式とかいうヤツで、

強力な吸引力でブワーッとゴミを吸い込みまくる掃除機」

 

みたいなイメージを持っちゃいますよね。アレ。

 

 

でも実際のとこは、違うんです。

 

ちょっとこの図を見てみてください。

<出典:No.2宣言

 

あれ?

 

吸引力…低ッ!!

 

そうなんです。

確かに吸引力は落ちないんですが、最初から吸引力は低いんです。

 

ですがあの企業は、そのことについては全くうたっていません。

あえて語っていないんです。

都合の悪いことはわざわざ言う必要がないからですね。

 

我々一般消費者は、あの企業の掃除機を見て

 

「なんてスゲー掃除機なんだ。

きっと吸引力がハンパなく高いんだろう。

しかもその吸引力は落ちないときた。」

 

と、勝手に都合良く想像してるんです。

 

うまいですよね、消費者の心理を巧みに利用して、知らず知らずのうちに「吸引力がすごい掃除機」という

イメージを持つように誘導してるんですよ。

 

彼らは「吸引力が高い」なんて一言も言ってないんです。

 

「モノは言いよう」なわけで。

 

 

これは商品を販売する以上、誰しも大なり小なりやっていることなんです。

 

 

結局、大事なコト

 

「じゃあなんだ、結局だまされる側が悪いのか」

と。

 

確かに、見ようによっては買う側はだまされているように映るかもしれませんね。

 

でもこれは、ある意味当然のことです。

 

販売者にとって、「消費者の購入意欲を掻き立てる」ことはマーケティングの基本。

ウソや過度なものはダメですが、必要なテクニックなんです。

 

消費者も、「そういうものだ」という姿勢でいなければなりません。

それらをわかった上で、買う・買わないの選択をしていく必要があるんですね。

 

 

ネットビジネスに話を戻すと、

 

「販売者もウソを言っているわけではない。

ただし全てを語っているわけでもない。」

 

ということ。

 

相手の言葉尻だけをとらえて、それを鵜呑みにしないこと。

これは別に、「最初から疑ってかかれ」と言っているわけではありません。

 

表があれば裏があり、光があれば影がある。

必ず二面性があります。

「良い」とか「悪い」とかいう話ではないんです。

 

これを意識してネットビジネスの世界を見てみると、いかに多くの人が

「全てのことを語っていないか」が見えてきます。

 

だからすっごい胡散臭いんですね、この世界は。笑

 

 

結局のところ、ネットだろうがリアルだろうが、ビジネスで大事なことは

「人から信頼されることをする」です。

 

信頼さえ得られれば、そんなテクニックなんて必要なくなるんですね。

わざわざ購買意欲をあおらなくても、買ってくれるんですから。

 

特に個人のネットビジネスでは、顕著に現れてきます。

 

信頼されていないからテクニックに頼るしかない。

そしてテクニックを使えば使うほど、胡散臭くなって信頼されなくなるという悪循環。

 

 

こうならないためにも、僕たちに必要なのは

 

「人の役に立つコンテンツを提供すること」

 

です。

 

ブログでもSNSでも何でもかまいません。

人の役に立つコンテンツを生み出せば、信頼は集まってきます。

 

そして集まってくれた人に対して、自分が本当に良いと思う商品を紹介したり販売したりすればいいだけです。

自分も、ウソをついたり、どんなテクニックを使おうかなんて悩む必要もありません。

自分の本心でビジネスができます。

 

これが本当の「楽に稼げる方法」です。

 

ぜひ参考にしてみてください。