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決断できない優柔不断な人が決断力をつける6つの方法

どうも、征矢です。

 

レストランとかに行って、なかなかメニューが決められない…。

この商品とあの商品、どっちを買おうか決められない…。

 

そんな経験、ありませんか?

 

なかなか決断できなくて悩んでる人は数多し。
自分ひとりだけの問題ならまだいいですけど、仕事やら人生の大事な場面で決断ができずにいると、
「優柔不断」とバッサリ切り捨てられることもあります。

 

プロポーズしようかどうか悩んでたら、

「決断力の無い男なんてムリ!」

と、女性に切って捨てられたんじゃ元も子もありません。

 

部下に

「う〜ん、どうしよう、どう思う?コレ…」

って聞いてくる決断できない上司とか、たまったもんじゃないです。

 

そんな場面にならないように、決断力の鍛え方、紹介しましょう。

 

 

決断できない理由

 

まずそもそも、なんで決断できないのか。

人生において決断が必要な場面は大なり小なり、死ぬほどあります。
プロポーズだったり、経営の根幹に関わる決定事項だったり、禁煙だったり、日々の買い物だったり。

ですが多くの人は、決断することを迷ってしまうもの。
その理由はなんでしょうか。

2つほど挙げてみましょう。

 

失敗したくないから

 

決断するっていうことは、「このようにする」と決定すること。
つまり、逆に言えば他の選択肢や手段を捨てることです。

 

もしその決定が間違ってたら?

と、失敗したときのことを考えて不安になり、決断を鈍らせます。

 

断られたらどうしよう。

損したらどうしよう。

と。

 

相手が何を考えてるかわからないとか、前例が無いとか、「決断するための情報」が少なければ少ないほど顕著になります。

決断によって得られる可能性があるものと、失う可能性があるものを天秤にかけて、得られる可能性が出来る限り高いことがわかってないと決断できないってことですね。

 

これは、人間心理ではしょうがないことです。
人間は得られることよりも、失うことに対する方が精神的なインパクトが大きく感じるようになってるので。

100万円得られることによる喜びよりも、100万円失う悲しみの方が精神に与える影響が大きいんですね。

 

で、このリスクに対する不安は恐らく消えることはありません。
過去に自分が手痛い失敗をしてたり、自分じゃなくても身近な人が経験してたり、あるいはネットでちょっと調べればいくらでもネガティブな情報が出て来るわけですから。

 

「起業したいけど、失敗したときのリスクが恐くて決断できない」

みたいな。

 

この不安が決断することに対して大きな障害となっているんです。

 

 

他人の目が気になるから

 

次に、「他人の目」です。

 

「人から悪く言われたらどうしよう」

「嫌われたらどうしよう」

「怒られたらどうしよう」

「拒絶されたらどうしよう」

と、他人から否定されることを恐れて決断ができないケースです。

 

せっかく決断したのに、人からボロクソに言われるのもキツイもんですよね。
最近だとネットで炎上したり、SNSで吊るし上げられたりなんて話もありますし。
リアルの世界でもイジメとか絶縁とか、なんやかんやと問題になったり。

 

「自分は芸能界に入りたいけど、家族も友達も反対してる」

とかですね。

日本は周りとちょっと違うことをしようとすると非難の目が向けられがちですし。

 

そうすると、自然と決断にブレーキがかかってしまうわけです。

 

 

このように、決断できない理由には「失うことや否定されることへの不安・恐怖」があるんですね。
まあこれは誰だって恐い。

だからって、決断しないわけにはいかんので困ったぞ、と。

 

 

決断力が無い人の特徴

 

決断できない人には、どんな特徴があるかですが。
いくつか挙げてみたいと思います。

 

自信が無い

 

自分に自信が無くて、なんかオドオドしてる。
自信が無いゆえに、決断することができないと。

 

自分の中で確固たる信念や価値観、成功体験、納得できる理由とかが無いために自分もどうすればいいのか判断できない状態だと当然、自分で何かを決断することができないわけですね。

 

 

自分の意見が無い

 

自信が無いのと繋がりますが、自分でコレっていう意見や考えを持ってない人。
家族とか友達とか、周囲にいる人に流されて生きてきた傾向が強い場合ですね。

 

何かしようとするときに、人の意見にすぐ左右されたり、クチコミとかレビューをやたらと気にしたりして、判断基準が自分じゃなくて他人になってる人は要注意です。

 

 

自分で調べない・勉強しない

 

何かわからないことがあったときに自分なりに調べたり学んだりしようとしない人。
自分で学ぶ姿勢が無いので、知識が乏しいわけです。

 

そういった知識量の少なさが積もり積もって、「情報不足」を引き起こして決断できない状態になります。
そんで自分じゃ分からないから人に聞いて…っていう繰り返し。

 

 

仕事が遅い・指示待ち

 

決断できない人は、仕事も遅いばかりか自分から積極的に動くこともできません。

人に指示してもらわないと自分が何をすべきかわからないし、指示をもらっても自分で段取りを組んで進めることが難しい。
なので仕事でよく怒られたり結果が出なかったりして、自信が無くなって…と、悪いことずくめ。

 

 

これらの特徴の全部が全部当てはまるわけじゃないと思いますけど、決断力が無いと人生でかなり苦労を強いられることになりますね。

 

 

決断力をつける6つの方法

 

決断力をつけた方が良いことはわかると。

じゃあどうやったら決断力を鍛えられるかが問題です。

 

勘違いしちゃダメなのが、ただ闇雲に「即断即決」すればいいってもんじゃないこと。
なぜその決断をしたのか、自分の中で納得して説明できないことには意味がありません。

でなきゃその決断は考え無しの単なる当てずっぽうになっちゃいます。

 

きちんと自分なりに論理的に考え、かつスピード感を持って決断できる力が決断力というもの。
ただの無鉄砲とは違います。

それを踏まえて、以下の方法を試してみましょう。

 

自分の価値基準を持つ

 

決断するためには、自分の中で物事の良し悪しを判断する価値基準が必要になります。
目的を達成するために、この決断が妥当かどうか、他に選択肢は無いか、自分は納得してるか…。

 

それには自分なりのポリシーを持つのが有効。

「自分は決断を先延ばしにしない」

とか

「自分が楽しめるかどうかが大事」

とか。

 

他人や流行に流されない、自分の軸があると決断にブレが出にくくなります。
そのためには自分が「どんな人間か」を客観的に眺めてみることです。

 

・好き嫌い

・得意なこと

・望み、願望

・死んでもやりたくないこと

・人からどう見られたいか

 

なんてことを棚卸ししていくと、ぼんやりと「自分が何に価値を置いているか」が見えてきます。
そしたらそれをなぞるように、より自分らしくあるような決断をしていけばいい。

 

こうすることで、価値観とか基準が醸成されて確固たる自分を作っていくことができます。

 

 

自分がしたいことを選ぶ

 

普段から「自分がしたいことを選ぶ」ことも重要です。
他人が望むことじゃなくて自分が望むことをするってのが大事。

 

友達に薦められたからとか、親に言われたからとかじゃなくて、自分がどうしたいかっていうのを意識して生活してないと、どんどん流されるだけになります。
周囲に流されてばっかりじゃ、決断力なんてつきませんよね。

 

「ディズニーランドに誘われたから行く」

じゃなくて、

「ディスニーランドに行きたいから行く」

です。

 

親に薦められて始めた仕事と、自分で選んで始めた仕事じゃ全然違いますよね。

しっかりと「自分」を持つようにしましょう。

 

 

失敗を否定しない

 

日本では失敗を過剰に否定的に捉える傾向があります。
けど実際は、失敗があるからこそ成長できるもの。

どんどん失敗していいんです。

 

確かに自分や他人の人生を左右するような大きな決断は躊躇するかもしれませんけど、そんなインパクトのある決断が必要な機会はそうそうありません。
失敗が自分の糧になることを考えれば、日々の細かな決断なんてバシバシ決めちゃいましょう。

 

 

他人でシミュレーションする

 

何か決断を下すのは、自分だけじゃありません。
人間は誰でも何かしらの決断をしながら生きてます。

 

なので「他人がどんな時に、どんな決断をしてるか」を観察してみるといいです。

プライベートなら友達とか家族、仕事なら上司とか同僚が下した決断を観察して、
「自分がその立場だったらどうするか」をシミュレーションしてみましょう。

 

コレがやってみると
「何でそうしたんだろ?」と疑問に思ったり、
「あー、なるほど」と納得したり、
なかなかおもしろい。

 

他人の決断を自分に置き換えて考えてみることで、決断の練習にもなります。

これはオススメの方法ですよ。

 

 

いろんな知識や経験を身に付ける

 

素早く、的確な決断を下せる人は漏れなくいろんな分野の広い知識を持ってたり、人より多くの経験をしてたりします。

一見するとまったく関係の無いような事柄の知識とか経験でも、実は本質的に同じだったり応用が効くことがよくあるもんで。

 

例えば僕が「副業でブログを始める」っていう決断をした時、僕は別にブログについての知識はほとんどありませんでした。
ていうかブログなんて書いたことも無かった。

でも何で始められたかっていうと、

・仕事柄、パソコンの知識がそこそこあった
・筋トレを続けられている経験があった

っていうのがあります。

 

別にどっちもブログを続けることとは直接関係無いですけど、パソコンの知識があるからブログは多分作れるだろうし、筋トレが続いてるからブログも多分続くだろうと。
だいぶ安易で楽観的な決断でしたが、結果的には間違ってませんでした。

 

こんな感じで、他の知識とか経験が活きてくることがあるので、それらが多いほど決断の後押しになるわけですね。

何がどう活きてくるかわからないんで、幅広くっていうのがキモです。

 

 

小さな決断で練習

 

決断できないって言ってんのに、いきなり大きな決断をしろってのもムリな話で。
まずは身の回りの小さな決断を意識的に練習としてやってみましょう。

 

例えば

・買うかどうか迷ったら買う

・飲食店に入ったら30秒でメニューを決める

・遊びに行きたくなったらその場で友達を誘う

・普段降りたことが無い駅で降りてみる

・必要かどうか分からない物を全部捨ててみる

・明日、旅行に行く

・競馬で大穴に賭けてみる

とか。

あんまりインパクトが大きくないことからチャレンジしてみるといいですね。

 

コツは、決断したことに対して後悔しないこと。
後で嫌な思いをしたとしても、「良い経験になった」と前向きになることです。

 

こうやって普段から意識的に決断することを心がけていると、だんだんそれが自然にできるようになってくるハズです。

 

 

決断力をつけるメリット

 

じゃあ実際のところ、決断力があるとどんなメリットがあるでしょうか。

 

仕事が速くなる

 

決断力が高いと、仕事のスピードがアップします。
パシっ、パシッと素早く決断していけば、悩んで手が止まる時間が減るので当然ですね。

 

例え決断の結果が良くなかったとしても、すぐにリカバリに移ることができるのでロスを最小限に抑えることも可能です。

 

 

時間を有効に使える

 

一番もったいないのが、「悩んでいる時間」です。
その時間は何も前に進んでないので、決断を先延ばしにすればするほど時間をロスすることになります。

 

決断して悩む時間を減らせば、その分の時間を計画を立てたり、調査したり、検証したりといったことに有効活用できるわけです。

 

 

知識・経験値が増える

 

決断力があれば、物事がスピーディーに進みますよね。
すると、成功も失敗も含めていろんな結果がそれだけ多く生まれます。

 

これは思った通りうまくいった、
こっちは失敗したから原因を調べる、
っていう具合に次々とPDCAを回していけるので、勝手にたくさんの経験が積めることになると。

 

そうすると、過去の経験からうまくいくパターンや、失敗しないためのコツなんかがわかってくるようになり、自信がついてきます。
自信がつけば、また決断力が上がって正のスパイラルを生むことができるんです。

⇨PDCAの回し方はコチラ

 

 

人間的魅力が身につく

 

単純にカッコいいです笑

 

同性でも異性でも、自信たっぷりにバシバシと決断を下す人を見たら

「おお、この人すげぇ」

ってなるじゃないですか。

 

プライベートでも仕事でも、そーゆー人はすっごい魅力がありますよね。

例えちょっと性格的に難があっても、それを補って余りあったりするもんです。

 

 

まとめ

 

結局、決断できない、決断を先延ばしにすると人生レベルで損をするってことです。
決断することは決して楽なことじゃないし、大きなストレスやプレッシャーがかかることも多い。

でもそこで足を止めないこと。

 

ビビってもいいし、失敗してもいいから自分なりの決断を下すことが自分を成長させてくれます。

今できなくたって、練習すればいい。
どんな人でも、最初はショッボイ所からのスタートです。

 

こんなことを偉そうに書いてる僕だって鼻クソみたいなもんです。
でもやってさえいれば、いつかできるようになる。

 

そう信じて、ドーンといきましょうドーンと。