どうも、征矢です。
この世界の99%は、凡人でできています。
凡人というと、
ごく普通の家庭に生まれ、ごく普通に学校・会社へ行き、ごく普通に結婚して
それなりの生活をして…
特にこれといった才能もなく、「大衆」の中に紛れる存在。
というイメージですね。
言わずもがな、僕も凡人の中の1人。
そんな凡人から見ると、ビジネスやスポーツ、芸術などで成功を収めている人たちや、
自分の夢や目標を達成している人を見ると
「ああ、彼らは自分とは違う人種なんだ」
「アイツらはもともと才能があったんだ」
と、無意識に「凡人の自分にはムリ」というあきらめの感情を持ってしまいがちです。
確かに、
イチローやマイケル・ジョーダン、マーク・ザッカーバーグやビル・ゲイツのような
世界的な成功者は確かに「天才」なのかもしれません。
では僕らのような凡人には、成功をこの手につかむことはムリなんでしょうか?
今回は「凡人が成功することはできるのか?」ということにスポットを当ててみます。
凡人が成功するには?
成功って何だ
まず、「成功」という言葉の定義から話したいと思います。
「成功」とは、何でしょうか?
どうなったら、「成功者」と呼ばれるのでしょうか?
例えば…
「大金持ちになる」
これは成功でしょうか。
確かに経済的な豊かさは成功者の1つの指標になり得ます。
ですが、僕はそれだけでは成功とは言えないと思っています。
「宝くじで5億円当たった」
この場合、経済的な豊かさは得られています。
ですが、この人を「成功者」と定義できるでしょうか。
いいえ、彼は「成功者」ではなくただの「運が良い人」ですね。
僕は「成功者」をこのように定義します。
「他人の価値観に左右されず、自分の夢や目標を自分の力で達成し続ける人」
・他人の価値観に左右されない
・達成し続ける
というところがポイントです。
財布には常に札束、高級マンションに住み、高級時計をいくつも持って、フェラーリを乗り回す…
本当にそういう生活が好きで自分に合ってやってるならいいんですが、
「他人から見てすごい人と思われるから」
「自慢できるから」
というような理由であれば、それは自分の価値観ではありません。
他人の価値観です。
また、最大瞬間風速的に1回だけ目標を達成した、では成功したとは言えません。
結果は出し続けて初めて価値があります。
過去の栄光なんて他人はすぐに忘れますし、
「あの時はすごかった」
と、過去にしがみついてるだけのイタイ人です。
なので、自分の価値観で自分にとってのベストな結果を出し続けることが本当の成功と言えるわけです。
凡人はどうすればいい?
では凡人の話に戻りますね。
結果から言うと、僕は
「凡人でも成功することは十分に可能」だと思っています。
インターネットが普及して、ネットの世界が当たり前になったことで、成功する人が増えました。
リアルの世界ではできなかったことが、ネットの世界ではそれを可能にしたのです。
個人でもビジネス的な成功を収めることが可能になり、脚光を浴びます。
彼らが本当に「成功者」だったかどうかは別にして、その可能性が大きく開けたわけです。
でもいくら門戸が広がったとはいえ、甘い世界ではありません。
自分も成功したいと、多くの人がインターネットを使ってビジネスに参入しますが、
その大半は結果が出せず、または結果が出る前に道半ばであきらめてしまいます。
これはなぜか?
やっぱりネットの世界でも才能が必要なんでしょうか?
インターネットは、良くも悪くも情報が大量に氾濫する、玉石混交の世界です。
「これをやれば簡単に儲かる」
「これでアナタも成功者になれる」
といった言葉に惑わされ、詐欺まがいの情報にだまされたり、
自分がやりたいことでも無いことをやろうとして挫折したり…。
結局、誰かが「良い」と言ったことをそのままやろうとしている。
つまり、他人の価値観に踊らされているんです。
自分の中で咀嚼せずに鵜呑みにしてしまうから
「こんなハズじゃなかった」となる。
だって、普通に考えたら
「1日寝転がってるだけで100万円稼げる」
とか、んなワケあるか、って思いますよね。
かく言う僕も、かつてはそんな情報に踊らされる人間の1人でした。
しかし、自分なりに考え、行動を続けるうちに自分のスタイルや軸が定まっていきました。
「ああ、これが自分の価値観を持つってことなのか」
と感じたことを覚えています。
目の前の情報に踊らされることなく、自分の価値観や考えで行動を続けることで
結果は出るようになります。
少しでも結果が出てくれば、それをさらに磨きをかけて進んで行けば成功が近づいてきます。
それは99%の凡人でも可能なんです。
ここで1冊の本を紹介します。
「超一流の二流をめざせ!」
この本は99%の凡人(二流)が成功するための法則について書かれています。
他人の価値観で生きること、情報に踊らされることのヤバさを強烈に語り、
凡人が成功するにはどうしたらいいかということに徹底的にフォーカスしています。
僕はこの本を読んで、情報を鵜呑みにすることの危険性と、自分の価値観を持つことの重要性を学びました。
自分の価値観を持つことが、自分の身を守り、そして同時に武器にもなる。
自分の価値観で語る情報発信こそが、凡人にとっての最強の武器となる。
戦後日本を支えた大量生産・大量消費、一億総中流時代はとっくに終わりました。
これまで通用していた常識や価値観は過去のものとなり、次々に移り変わっていきます。
時代に流されるだけでは、自分の人生を生きることはできません。
時代が変わっても情報が変わっても揺るがない「自分」を持つこと
これが僕たち凡人に与えられた成功法則なんです。