どうも、征矢です。
今回は「モチベーション」についてお話したいと思います。
何かに集中して取り組むとき、
新しいことを始めるとき、
「モチベーションが沸かない」
「モチベーションが続かない」
なんてときありますよね。
やったほうが良いことは頭ではわかってるのに、どーしてもやる気が出ない…。
始めたころのあのモチベーションの高さは何だったんだ、と。笑
そのモチベーションを維持する方法について、僕の実体験を踏まえた見解からお伝えしましょう。
モチベーションを上げる・維持する方法
そもそも、なぜモチベーションは続かないのか?
モチベーションが続かない代表各として有名なのは、
・ダイエット、筋トレ
・禁煙
・日記、ブログ
ではないでしょうか。
初日は
「今日から俺は生まれ変わるんだ!」

くらいにやる気満々だったはずが、いつの間にかやる気もどこへやら。
しまいにはそのまま無かったことにw
そしてああ、自己嫌悪…。
「なんて自分は意思が弱いんだ」と。
経験がある方も多いのではないでしょうか?
「偉そうに言ってるけど、お前はどうなんだ」
と思われるかもしれませんが、実は僕、
ブログは1年以上継続してますし、
筋トレに至ってはかれこれ3~4年は続けてます。
では、続けられる人と続けられない人、何が違うのでしょうか。
単純に意思の強さ?
いえ、自分で言うのもなんですが、僕は意思クッソ弱いですw
学生時代の宿題やテスト勉強は一夜漬けが当たり前、
健康のためにと始めたジョギングは1週間で終わり、
部屋を片付けようと思った次の日には脱いだ服が床に散乱しています。
こんな僕でも(涙)、ブログや筋トレは続けられています。
続けられない大きな理由は、
「意思の力でどうにかしようとしている」
からです。
本当は苦しいからやりたくないけど、健康のため、モテるため、お金のためにがんばって続けようとします。
ですが、人間は弱く怠惰な生き物なんです。
残念ながらw
僕たちは「やる」か「やらない」かを選択するとき、
やることで得られるメリットと、やらないことで得られるメリットを天秤にかけます。
「お菓子をガマンすればやせる」というメリットと
「お菓子を食べればおいしい」というメリット。
そりゃあおいしい方を選びますよ。普通。

人間は本能的に、苦痛を避けて楽な方を選ぶようにできています。
生物はみんなそうです。むしろそれが正常です。
DNAレベルでそうなってるんですから、抗えるわけがないんですよね。
そこを無理くり意思の力でおさえてがんばっても、続くわけないじゃないですか。
「がんばろうとするから、がんばれない」
というパラドックスに陥ってしまうんです。
では、どうするか?
本能的に続けられないなら、どうすればいいのでしょうか。
もう、あきらめてください。笑
だって意思の力ではどうしようもないんです。
どんなにDNAが楽をさせようとしても、どんなに甘い誘惑に誘われても、一切動じない鋼の精神力を持っている人間なら可能かもしれませんが、僕はそんな人を知りません。
ですから、意思の力に頼らない方法でモチベーションを上げ、維持するしかないんです。
その方法とは、
「環境と習慣に頼る」
です。
具体的に説明していきますね。
①環境
人間は環境の生き物だといわれます。
属している環境によって、思考も行動も変化していきます。
いわば、「強制的に続けられる環境」に身をおけばいいわけです。
例えばダイエットをしているとして、
・自分以外の全員が食べまくっている環境
・自分以外の全員がダイエットをしている環境
どちらがダイエットを続けやすいでしょうか。
当然、後者ですよね。
専属のトレーナーをつけたり、誰かに監督してもらったり、強制的に続けざるを得ない環境にしてしまう方法は即効性があります。
ライザップもそうですよね。
「あんなに高いお金を払ったんだから」という強制力が働くわけです。

ただし、この方法だけではその環境が無くなった時に、元に戻ってしまう可能性があります。
そこで次の「習慣」です。
②習慣
何かを継続するのに、最強の方法が「習慣化」させることです。
「ルーチン」なんて呼び方もしますね。
あなたは毎日、歯を磨いたり、お風呂に入ったりしますよね?
それ以外にも、何か習慣的にやっていることがあると思います。
例えば風呂に入るのに、いちいち
「よし!がんばって風呂に入ろう」
とか考えないですよね。
いつも通りに、何の抵抗もなく風呂に入りますよね。
これが習慣化の力です。
習慣化してしまえば、
もはや「モチベーション」という概念は存在しません。
「今日はモチベーションがわかないから歯磨きはしない」
とか、あり得ないですよね。
(たまにめんどくさくなることはありますが…)
僕のブログや筋トレは、習慣化されているため特にモチベーションがどうとかありません。
いつも通りに、普通にこなしています。
筋トレ自体は体に負荷がかかるためキツイですが、だからといって「やりたくない」とはならないのです。
その苦痛すらも習慣化されていて、いつものことなので何ともないわけです。
こうなってしまえば、がんばる必要がなくなります。
すると自然と続けられるようになるんですね。

イチロー選手のストイックなトレーニングは有名ですが、あれも習慣化しているからできることなんです。
他人からすれば、すごい努力してるように見える。
でも本人はそれが当たり前の習慣なので、努力だとは思ってないわけです。
ただいつも通りにルーチンをこなしているだけなんです。
習慣化されるまでには少し時間がかかりますし、キツイと感じることもあるでしょう。
しかし一度習慣化されてしまえば、やめる方が逆に難しくなります。
「やらないと気持ち悪い」くらいにまでなれば、カンペキでしょう。
これは筋トレもダイエットもブログも、全てに通じることです。
イメージとしては、
環境を整えて強制的に継続する
↓
次第に習慣化していく
↓
環境を元に戻しても習慣は変わらないので続く
こんな感じ。
自転車に乗れるようになることに似てますね。
補助輪という環境を使って練習して、普通に乗れるようになったら補助輪を外してももう大丈夫。
「モチベーションの上げ方」とタイトルを付けてますが、実は逆説的なんです。
モチベーションというものを意識している時点で、続かない可能性が高い。
モチベーションという概念が無くなったとき、本当の意味でモチベーションを高く維持できているということになるでしょう。





