読書

電子書籍と紙書籍、本を読むならどっち!?メリットとデメリットを比較してみた!

どうも、征矢です。

 

本を読むことは、時間を忘れて楽しむことができるものです。

 

本の世界にのめり込む、

新たな知識を得る、

世界観に触れる…

 

昔は本屋で紙の本を買って、家にウキウキしながら持って帰って

読みふけってたもんですけど、近年は電子書籍なるものが台頭してきております。

 

パソコン、スマホ、タブレットで本を読む。

時代は変わるものだ…。

 

 

僕は個人的には、電子書籍よりも紙の本を好んで読むわけですが、

この両者の違いは何でしょうか。

 

「読書」という行為をするにあたって、どちらが適しているのでしょうか。

 

 

そのあたりを、メリット・デメリットを見ながら比較していきたいと思います。

 

 

電子書籍vs上書籍、どっちが読書に向いている!?

 

電子書籍のメリット

 

まず、電子書籍のメリットです。

 

そこには紙という物理的な制約に縛られない、

電子データならではのメリットがたくさんあります。

 

 

①場所を取らない

 

物理的に本が無いので、本棚など不要。

どれだけ買っても、部屋が本で埋め尽くされるようなことはありません。

 

 

②どこにでも好きなだけ持ち運べる

 

わざわざ重たい本を持ち歩く必要はありません。

 

スマホやタブレットが1台あれば、たとえ何百冊あろうとも簡単に

持ち歩いて読むことができます。

 

 

③購入してすぐに読める

 

購入後、家に持って帰る必要も、宅配されるのを待つ必要もありません。

購入した瞬間から読むことが可能になります。

 

 

④劣化しない

 

紙のように、黄ばんできたり破れたりといったことがありません。

 

いつでもキレイなままの本を読むことができます。

 

 

⑤検索・ページ移動が簡単

 

いちいち目次を確認したりページをパラパラめくらなくても、

目的のページをすぐに開くことができます。

 

 

⑥紙書籍よりも安い

 

データですので、紙のように生産するためのコストがかかりません。

コピーすればいいので。

 

ゆえに紙書籍よりも安価に購入可能です。

 

 

電子書籍のデメリット

 

反対に、デメリットも存在します。

 

 

①電源が切れたら読めない

 

読むためのデバイスの電源が切れてしまえば、

本を読むことができません。

(電源が切れたら本を読むどころか何もできませんけどね)

 

 

②(人によっては)目が疲れやすい

 

画面からはブルーライトとかいったものが出てることもあり、

目が疲れやすいです。

 

なので長時間の読書には向かないです。

 

 

③「所有感」が無い

 

データとしてしか存在しないので、何とも「持ってる感じ」がしません。

いや、持ってるんですけど、なんか「所有してる感」が無いんですよ。

 

そう思いません?笑

 

 

④読書に集中できない

 

電子書籍はスマホとかタブレットで読みますが、それらのデバイスは

本を読む以外にも、たくさんの機能がついてます。

 

メールもできるしインターネットも見れる。

 

すると、本を読むことに集中できないんですね。

本を読んでる最中にLINEが来たり、気になる動画を見ちゃったりするわけです。

 

なので本の世界にどっぷり浸かれないんです。

 

 

紙書籍のメリット

 

昔ながらの紙にも、メリットがあると考えます。

 

 

①「所有感」がある

 

物理的に本がそこに存在してますし、手に持てば重みも感じるし、

所有していることがダイレクトに感じられます。

 

 

②味が出る

 

長いこと本を使うと、ページが折れたり手垢がついたり、ボロボロになっていきます。

でもそれも自分だけの「味」ととらえることができます。

 

なんか愛着が湧くんですね。

 

大学受験のときは教科書をボロボロになるまで読み込んで、

満足感に浸ったりしたものです。

 

 

③「コレクター心」を満たす

 

人間は「集めること」に喜びを見出すものです。

 

本がたくさんあることで、コレクター心が満たされて

満足感を得ることができます。

 

 

④賢くなった気分になれる

 

完全に自己満足の世界ですが、本が家にたくさんあったり、

外で読書してる姿ってなんか賢そうに見えませんか?

(マンガじゃないですよ)

 

本が醸し出す「インテリ感」みたいな雰囲気が漂うんですね。

 

 

⑤書き込みなどが自由

 

付箋を貼ったり、線を引いたり、メモ書きをしたりと自分の思うように自由に

カスタマイズができます。

 

紙の本ならではですよね。

 

 

紙書籍のデメリット

 

やはり、紙ならではのデメリットがあります。

 

 

①場所を取る

 

本が増えれば増えるほど、場所を取ります。

本棚ってデカイですし。

 

 

②劣化する

 

本は雨に濡れたり、ページが破けたり、シミができたりと劣化していくものです。

 

それも味と捉えれればいいですが、読めないほどに劣化してしまうのもちょっと…。

 

 

③重い

 

本、重いですよね。

カバンに何冊も入れると、もう筋トレです。

 

引っ越しのときはダンボールに詰めるだけでエライ苦労します。

 

 

④電子書籍よりも高い

 

1冊の本を作るのにも、大量の紙を使います。

当然コストが高いわけですね。

 

なのでどうしても電子書籍よりも価格が高くなってしまいます。

 

 

両者の比較

 

さて、電子書籍と紙書籍のメリット・デメリットをあげてみました。

この両者を比較してみましょう。

 

こと「本を読む」ということに関して言えば、

電子書籍の方が圧倒的にメリットが多いです。

 

 

「いつでもどこでも何冊でも持ち歩ける」

 

という、電子書籍最大のメリットがあまりにも強力すぎる。

 

 

出版業界も、本が売れないという問題を抱えてますし、

町の小さな書店もどんどん姿を消してしまっています。

 

また最近は断捨離とかミニマリストと言ったような、必要以上に物を持たない

生活が推奨される風潮もあります。

 

 

科学が発達して、いろんなものがデータ化していく世界ですから、

その利便性には紙の本ではどうやっても勝てないでしょう。

 

このまま紙の本は無くなってしまうのでしょうか?

 

 

ですが、僕個人としては紙の本が好きです。

おそらく、同じように感じている人も少なくないのではないでしょうか。

 

僕の考えでは、紙の本は無くならないと思っています。

(未来永劫かはわかりませんが)

 

そのあたりの理由について、この先で述べていきます。

 

 

なぜ、紙書籍を読むのか?

 

電子書籍と紙書籍を比較したとき、合理的に考えれば

圧倒的に電子書籍の方が便利です。

 

でも、僕のようにそれがわかっていても

紙書籍を読む人もいます。

 

あえて不便を取るわけです。

それはなぜか?

 

 

電子書籍は、その利便性から「機能的価値」を重視するものです。

対して紙書籍は、「感情的価値」を満たすものです。

 

実際に本を手にとって、手触り、匂い、丁装などを楽しみ、

1ページ1ページめくる動作をします。

 

そこに本があるのが嬉しい、

本を集めるのが楽しい。

 

「読書」はただ単純に「文字を読む」という行為をするだけではない。

五感を使って読むものだと思います。

 

こればっかりは、電子書籍では感じることができません。

 

昔、ずっと欲しかった本を買ってもらって、ドキドキしながら

家に持って帰ったあの感覚ですよ。

 

インスタントでないから感じられる感情的な価値が紙書籍にはあるんです。

 

 

かといって、電子書籍を否定するつもりもありません。

あれはあれで、やっぱり便利です。

 

僕の場合、マンガは電子書籍で、小説やビジネス書などは紙書籍を読むようにして使い分けてます。

 

マンガは巻数が多いとそれだけでえらい場所をとりますし、お手軽に読めるものなので電子書籍の方が向いていると考えます。

 

逆に小説やビジネス書を読むときは、どっぷり本に集中したいので紙書籍を読むようにしてます。

 

 

 

電子書籍も紙書籍も、それぞれにメリット・デメリットがありますので、用途に応じて使い分けていくのがいいじゃないでしょうか?

 

移動が多い生活の人もいますし、

本に囲まれて生活したい人もいます。

 

「紙の本とか、骨董品かよw」

「電子書籍など、魂がこもっておらぬ!」

 

などなど、偏った考えをもたずにそれぞれの良いところをうまく生活に取り入れていくのがいいと思います。