お小遣い稼ぎ

あなたは残業したい派?したくない派?残業代を稼ぐ人が失うものとは

どうも、征矢です。

 

あなた残業、したいですか?

僕ぁイヤですが。

 

「働き方改革」ってのがいろいろと叫ばれるようになってきて、
いろんな企業で残業に対して厳しくなってるご時世。

 

「仕事量は変わらないのに早く帰れと言われる」

「仕方ないから家に仕事を持ち帰ってる」

「残業代が減って辛い」

 

などなど、残業規制を憂う声も多数耳にします。
それに対して、残業しにくくなったことで早く家に帰れて喜んでる派も。

 

世のリーマンたちはどんな理由で残業したかったりしたくなかったりするのか。
そして、ある理由で残業したい人が陥るワナとは…?

 

 

平均残業時間

 

まずもって、サラリーマンたちはどれくらい残業してるのか?ですが。

厚生労働省が発表してる資料によると、大体月平均で10時間ちょいだそうです。
(事業規模5人以上の所定外労働時間)
参考:http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/28/28p/28p.html

 

「あれ?意外と少なくね?」

っていうのが感想ですが、みなさんはどうでしょうか?

 

この数値は「社員から申告のあった残業時間」なので、この中にサービス残業とか未申告の残業は含まれてません。
なのでたぶん、みんなもっとしてる。
絶対してる。。

 

最近は残業するなっていうお達しが厳しくなってきてるんで、以前よりも残業時間が減ってきてるのは間違い無いと思いますが、
それでも申告してない(できない)残業があるのも間違い無いでしょう。

僕の周りの同僚とか見てても、絶対もっとしてるし。
だって、1日1時間の残業で月20時間。
月10時間てことは1日30分しか残業してないわけで。
いや〜、んなこたぁない。

 

かくいう自分も、厳しくなる前は普通にサービス残業してましたし、月100時間以上で申告してた月もあります。
さすがにもうできないですけどね。

 

そしてこの残業、残業時間も大事ですがソレ以上に、その理由が問題になってくるのです。。

 

 

残業する理由は?

 

残業したくてしてる人、残業したくないけど仕方なくしてる人。
事情は様々、理由も様々。

 

その理由をちょっと天下のマイナビさんに教えてもらいましたよ。

 

残業したい人としたくない人。
その割合は、2016年のデータで見ると

残業したい人  :23.6%
残業したくない人:76.4%
(参考:https://news.mynavi.jp/article/20160926-a040/

 

と、残業したくない人の方が多数。
そりゃそうでしょう。

んで、その理由を見てみると…。

 

 

残業したい人

残業したい人の理由は、

・もっと稼ぎたいから
・基本給が低いから
・やらないといけない仕事があるから
・自分のペースで仕事ができるから

などなど。
(参考:https://news.mynavi.jp/article/20160926-a040/

 

やっぱ経済的な事情とか、残業せざるを得ない仕事量などが目につきますね。
うちの会社でも、現実問題として人手が足りなくて仕事が終わらんってのがありますし。

 

中には「帰っても居場所が無いから」という、あまりに哀しい回答も。
がんばれ、おとん。

 

で、気になるのが「お金が欲しいから」って理由で残業したい人。

 

いえね、僕もかつては残業代が欲しくて、適当な理由をつけて残業してたことがあります。

「どーせ家帰ってもすることないし、だったら残業してお金もらった方がいいじゃん!」

っていう発想でやってましたね。

会社からしたらどえらい迷惑な話ですが笑

 

本来、残業ってのは勤務時間内で終わらない仕事がある場合に勤務時間を延長してやるもの。
その内容は会社の利益のためになるべきものであって、社員の個人的な希望を叶えるものじゃないわけで。

「お金が欲しいから」
「帰ってもすることないから」

って理由で残業していいものではありません。

 

でも、生活のためにどーしてもお金を稼ぎたいっていう気持ちもよく分かります。

分かるんですが、実はソレ、全然「得」な考え方じゃないんです。

 

そのへんの話はまた後でしますんで、とりあえず次の「残業したくない人」について見てみましょう。

 

 

残業したくない人

残業したくない人の理由は、

・仕事よりもプライベートの方が大事だから
・家族と時間を過ごしたいから
・心身に悪影響を及ぼすから
・仕事は時間内に終わらせるべきものだから

などでした。
(参考:https://news.mynavi.jp/article/20160926-a040/

 

なるほど、最もな意見です。

高度成長期の日本のような、仕事に人生を捧げてきた世代の方とはまったく違う価値観ですね。
「仕事=人生」じゃなく、「仕事はあくまで人生の一部」だと。

 

働くことの優先度がMAXなわけじゃなくて、他にもやりたいこととか優先したいことがある。
近年は世間的にもそーゆー風潮ですし、僕もそうあるべきだと今は思ってます。

 

仕事の仕方も在り方も、どんどん変化していってる今、仕事に生きる必要もないわけで。
終業時間になったらとっとと会社を出て、やりたいことをした方がいいんです。

 

僕がこーゆー考え方になったのも、会社の仕事よりも優先してやりたいことができたから。
会社の仕事にそんな時間かけてる場合じゃねえぞ、と。

 

ここは完全に優先順位の問題です。
会社の仕事を優先するのか、それとも自分のやりたいことを優先させるのか。

残業したくない人は、この優先順位が自分のやりたいことの方が高いわけです。

 

そしてこれは僕の経験上ですが、会社の仕事を優先する人よりも
自分のやりたいことを優先してる人の方が「満足感」とか「幸福度」が高い傾向にあります。

会社の仕事って、大概は「やらされてる仕事」ですよね。
会社で働きながら、自分がやりたいことを仕事で満たせてるって人はなかなかいません。

やらされてる、つまりは自分で望んだことではない仕事で、満足感とか幸福を感じることって相当難しい。
でも、それが自分が望んだことだったら?
自分で「これをやりたい」って思ったことをやってたら?

それってすごい満足できますよね。

 

しかしながら、残業したい人がいるのも事実。
そーゆー人が「損をしてる」っていう話をしていきます。

 

「残業代稼ぎ」する人の3つの損失

 

さて、こっから本題。

 

「お金を稼ぐために残業する」

って考えの人が一定数いるわけですが。

まあ僕もかつてはそうだったんですが。

 

実はこの考え方をしてる人、相当な損をしてます。

 

人生において重要な3つのことを失ってるので、相当な損失。
これは良くないです。

 

じゃその3つについて説明していきましょう。

 

 

時間の損失

 

まず、時間です。

残業時間が増えれば増えるほど、大事な時間が減っていきます。

「その分、残業代もらえれば良いんじゃないの」

と思いますか?
ノンノン。

 

例えば、あなたが1ヶ月で20時間残業したとしましょう。
んで20時間分の残業代をもらいます。
その額が仮に6万円だったとして。

 

あなたは6万円を手に入れる代わりに、20時間を失いました。

 

さて。
20時間あったら、他に何ができるでしょうか?

 

パッと思いつくのは、

「もっと大きな収入につながるための勉強とか経験」
「今しかできないこと」

とかですかね。

 

例えば投資とか資格の勉強してスキルが身につけば、20時間で10万円、30万円、
下手したら100万円以上だって稼げる可能性は十分にあります。

例えば親孝行。
自分も親も、今が一番若いんです。
「いつかやろう」と思ってるまま、年を重ねて結局できなかったら?

 

目先の6万円のための残業より、はるかに大切なことができるんです。
これは大きな時間の損失ですよ。

 

 

機会の損失

 

そして、機会。
出会いだったり、チャンスだったり。

 

出会いとかチャンスは、一期一会です。

「ご縁に恵まれる」って言葉がありますけど、あれはホント。
その時、その瞬間でしかないご縁があります。

一回逃した機会は、大体はもう2度と来ません。
また来たとしても、当時とは状況が変化してます。
「まったく同じ」じゃないんですね。

 

こういう出会いとかチャンスは、人を大きく成長させてくれるもの。
だからそういう機会が得られる場に積極的に出ていくことが必要。
出会いやチャンスに恵まれる人は、そういう行動をしてるからなんです。

 

事実、一度の出会いや一度のチャンスで人生が変わることだってある。

 

異業種交流会でも、社会人サークルでも、ネットのオフ会でも何でもいいです。
会社に篭って残業なんかしてる場合じゃないですよ。

 

 

人間性の損失

 

最後に人間性。

さっきの時間とか機会を、有効に使えてたら。
その人は間違いなく、多くの経験を積み、多くの知識を蓄え、多くの人間関係を築き、人間的な成長を果たしています。
そしてそういう人は、周りの人を引きつける魅力も高い。

この「人間性の高さ」は、生きていく上で最も重要な要素です。

これができる人が、世間で成功者と言われる人になっていきます。

 

人間性を高めることができないっていうのは、もはや致命的。

 

 

まとめ

 

時間、機会、人間性。

これらを失うことは、あまりにリスクが大きいです。
逆に、これらを有効に使って成長を重ねていけば、目先の残業代なんて鼻クソと思えるほどお金を稼げます。
そして人生に対して、満足感とか幸福感をより多く感じれるようになります。

 

もちろん、そうなるには多少時間もかかりますし、努力や投資も必要。
ですが、やる価値はあります。
っていうか、価値しか無い。

 

別に、お金目当てで残業する人が人間的に劣ってるとか、そういう話ではありません。
「どっちに価値を置くか、どっちを優先するか」の話です。

 

目先の数万円が大事だと思う気持ちは僕もよく分かります。
僕も「今月ちょっと苦しいな〜」ってときはわざと残業したりしました。

ですが、人生は長期的な視点で考える必要があります。

目の前の魚を食べることも大事だけど、魚を釣れるようになることの方がもっと大事ですよね。

 

特に、この時間・機会・人間性の成長を損なわないようにすることは、
残業するよりも遥かにリターンが大きい。
明らかにメリットが多い。

 

「最近、意味無い残業やってるな〜」って人は、ちょっとずつ行動を変えていってみてはどうでしょうか?