ネットビジネス

ノウハウコレクターから脱出する方法

どうも、征矢です。

 

この記事では、ノウハウコレクターから脱出する方法について解説していきます。

 

ネットビジネス業界において、悪名高き言葉があります。

それが「ノウハウコレクター」

 

「稼げる」という甘い言葉につられてノウハウばかりをあっちこっち追い求め、

結局何にも身につかずにいる人のことを指す場合が多いです。

 

 

特にネットビジネスに手を出したばかりの初心者に多く見られる傾向で、何を隠そう僕もその1人でした。

 

ちょっとかじっては「結果が出ない」とすぐ次のノウハウに手を出して、

「今度こそは」なんて言いながら同じことを繰り返す…。

 

我ながらなんとも情けない話ですが、

僕の経験からこの病から抜け出すため、そしてこうならないための方法をお伝えしていきたいと思います。

 

 

ノウハウコレクターから脱出する方法

 

なぜノウハウコレクターになってしまうのか?

 

なぜ、ノウハウコレクターになってしまう人が多いのでしょうか。

まずはその原因から考えてみたいと思います。

 

 

ノウハウを求める人というのは、問題を抱えています。

 

・痩せたいけど痩せられない

・お金を稼ぎたいけど稼げない

・禁煙したいけどうまくいかない

・うまくなりたいけど上達しない

 

などなど、「願望と現実が一致していない」という問題です。

 

ノウハウコレクターにとって、この問題は急務です。

夏までに痩せなきゃ、早く稼いで会社を辞めるんだ、と。

 

実はこの心理には、「できるだけ楽して」という条件が付いています。

 

「願望は達成したいけど、努力はしたくない」

 

というわけです。

なんともワガママですが、哀しいかな人間とはこういう生き物です。

 

ですからネットでもテレビでも、

「身に付けるだけで筋肉がつく」

「飲むだけで痩せる」

「寝てるだけで月収100万円」

とかいったインスタントに結果を得られることをうたった商品が腐るほどあるわけですね。

 

販売側も人間の心理をよく分かってますから、

「コレを買えば簡単に誰でも結果が出ますよ〜、今ならお得ですよ〜」

とグイグイ主張してきます。

 

そんな商品を見て「これはいけそうだぞ」と。

 

で実際に買ってみて、結果が出ないわけです。

 

 

結果が出ない理由はいろいろあります。

その商品がホントに詐欺みたいなものだったのかもしれません。

 

ですが、結局は継続が必要なノウハウだったため続かなかったり、

場合によっては買って満足して終わり、なんてケースが大半なんです。

 

そして次の「魅力的な」商品に手を出す…という繰り返し。

 

 

「今の生活を変えないまま、楽して簡単に結果を得られる方法」

を探している限りこの負のスパイラルは止まりません。

そんなものは無いとわかってはいつつも、「もしかしたら…」と淡い夢を抱いて、欲しいものを買った高揚感と満足感に浸る。

 

販売者はこのことを理解しています。

 

買う側を巧みに期待させ、気持ちよくさせ、満足させることで商品を気に入ってもらおうとします。

これは別に詐欺とかではなく、どんな企業でも大なり小なりやっているテクニックです。

 

こうしてうまいこと販売者の誘惑に駆られてフラフラとあれこれ商品を買ってしまう。

自分の意思で買ったのではなく、「買わされている」んです。

 

つまりは、ノウハウコレクターになってしまうのは「情報に踊らされている」ことが原因です。

 

 

誰かが「コレいいよ!」と言えばそれに飛びつき、

また別の誰かが「いや、コッチのがいいよ!」と言えばそっちに飛びつく。

 

これでは結果が出ないのは明白ですよね。

 

 

ノウハウコレクターにならないために

 

では、「情報に踊らされない」ようにするには、どうしたらいいでしょうか。

 

情報に踊らされるということは、「自分自身で価値判断ができていない」ということです。

自分にとってそれが必要なものかそうでないものか判断ができないから、人に言われるがままになってしまう。

 

 

それを判断できるようになるには、「経験と感覚」が必要です。

 

ある知識を得たら、まずは集中して実践し、経験を積んでみる。

すると、うまくいったにしろダメだったにしろ、何かしらの結果が得られます。

 

うまくいったのなら、「これぐらいやればいくら稼げる」とか、「自分はこういうのが向いてる」とか、「こうすればもっと効率が上がる」といったようなことが経験に基づいた感覚としてストックされます。

 

仮にうまくいかなかったとしても、「自分には向いてない」とか、「自分はコレは嫌いだ」といった感覚がやはり得られるわけです。

 

この「経験に裏付けされた感覚」の積み重ねが、自分の価値判断基準の土台となっていくんです。

 

 

自分が直接経験したことから来る感覚ですから、それは自分の中で非常に信頼のおける感覚ですよね。

これは、「自信」と言い換えることもできるでしょう。

 

自信が無いから人が言っていることを鵜呑みにしてしまう。

自信が無いから自分で判断することができない。

 

この感覚(自信)が身につくことで、初めて見る商品が自分にとって価値があるものかどうか判断できるようになります。

 

判断できるようになれば、

 

「この商品、ちょっとおかしい…やめとこう」

「お得って言ってるけど、ホントにお得?」

「価値はあるかもしれないけど、今の自分には必要無いな」

「これは今の自分に足りてないものだ、買おう」

 

と、買う理由・買わない理由が明確になって販売者の情報に踊らされなくなります。

 

 

ですから、「経験を積んで感覚を身につける」ということを常に重視してください。

そのためには「実践あるのみ」です。

 

何か知識を得たのなら、何はなくとも実践。

これさえ続けられれば、ノウハウコレクターになんかなりません。

 

 

ノウハウコレクターとの違い、わかりましたか?

ノウハウコレクターは

 

知識→知識→知識→知識→…

 

ですが、正しくは

 

知識→実践→実践→実践→感覚→知識→実践→実践→実践→…

 

ということです。

 

知識は得ただけでは、なんにもなりません。

実践して初めて感覚として腑に落ちます。

知識は腑に落とさないと、全く意味のないものです。

 

自動車免許を取るのも、学科と実技がありますよね。

学科で学んだ知識を、実技で実践することで運転技術が身につくわけです。

 

いくら学科で100点を採れても、実技をやったことが無ければ運転なんてできません。

 

 

学んだら、実践。

 

これが答えです。

 

こうして知識・経験・感覚が身についたとき、それが自信となってノウハウコレクターから脱却できるでしょう。

 

 

以上、ノウハウコレクターから脱出する方法についてでした。

 

ぜひ、「実践すること」を第一にしてくださいね。