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もう衝動買いで後悔したくない!衝動買いの心理とやめる方法7選

どうも、征矢です。

 

わかっていつつもやめられない、衝動買い。

後になってから冷静に考えれば

「これ、いらねぇな…」

と、後悔すること数知れず。

 

しかしながら、あの衝動買いの気分の良さは一体なんなんでしょうかね。

 

貯金に回すはずのお金を使ってたり、予算オーバーしてたり、節約とは対極にあるのが衝動買いです。
わかっちゃいるけど、つい買っちゃう…。

 

人類は衝動買いの魔力から逃れられないのかと思い、その甘美な誘惑に屈しない術を探ってみました。
衝動買いをやめたい、抑えたいとおもっているあなたに向けてお送りします。

 

 

衝動買いしてしまう心理

 

なぜ人は衝動買いをしてしまうのか。

僕もよくネットで服を買ったりするんですがついつい衝動買いの誘惑に駆られることがあります。
その誘惑に勝てればいいですけど、たまには屈してしまうことも。

 

そんな心理状態について、自分なりに分析してみました。

 

ストレス解消

 

人はいろんなストレスを抱えながら生活してるもの。

仕事、学校、家庭、人づきあいなどでうまくいかなかったり、悩みがあるとそれがストレスとなります。
ストレスを感じるってことは、つまり「ガマンしてる」ということ。

 

日頃からガマンした生活を続けてると、それだけ気分が落ちていきます。
すると心のバランスを取ろうとして、「ガマンしない」作用が働くと。

それが衝動買いに繋がるわけです。
普段ガマンしてる分、買い物ではガマンしないってことですね。

 

こうすることでストレスを解消して、精神衛生を保とうとしてるので一概に悪いとは言えないんですけどね…。

 

 

なりたい未来を想像する

 

ファッションなんかが分かりやすいと思いますが、どんなブランドもスラッとしたかっこいいモデルを起用して宣伝してますよね。

僕らがあれを見ると、

「自分もこの服を買ったらあんな風に見えるかも」

っていう心理が働きます。

 

いや、実際は僕らはモデルじゃないのでどーやってもあんな風にはならんのですが、それでも何故か期待してしまうんですね。
そんで買ってみたものの、自分が着たら全然かっこよくないという。

「全然ちげーじゃねーか!」

悲劇。

 

スポーツなんかもよくあります。

有名スポーツ選手をCMとかで起用して、スポーツ用品を宣伝。
すると見た人は、

「自分もコレ使ったらあの人みたく上手くなれそーやんけ」

と期待するわけです。

実際はその道具よりも練習の方が大事なんですが、それでも気分的には「上手くなった気がする」もんです。

 

筋トレ用品も同じ。

腹筋バキバキのモデルが出てきて

「コイツを使ったら、腹筋を簡単に鍛えられるんだ。コイツぁアメージングだぜ!」

とかドヤ顔で言うもんだから、ついつい「マジかよ」となる。

 

 

こんな感じで、

「自分もこうなれるかも」

というなりたい未来を想像することで衝動買いをするんです。

 

 

限定性

 

そして人間が弱いのが限定性。

「残りあと◯個」とか「残り◯時間」とか「今だけ」とかの殺し文句です。

 

「この機会を逃したら手に入らない」っていうイメージを消費者に持たせることで、「今買わないと」と思わせるんですね。

今こうして悩んでる間に売れちゃうかもしれない。
このセールを逃したら割高でしか買えない。

 

こんな気分にされると、もう買わずにはいられないわけです。

 

 

買い物癖

 

買い物は、非常に気分を高揚させてくれるもの。
特に、過去にした衝動買いですごくいい気分になったことがあるとすると、それが病みつきになったりします。

そうすると、

「自分にはこれ(買い物)が必要なんだ」

「ストレス解消も大事だから」

「たまには自分にご褒美」

とか言って、もっともらしい理由をつけて買い物をする癖がついちゃうんですね。

 

こうなると最早、衝動買いが生活の一部になってしまうのでなかなか抜け出すことができない。
これは大変です。

 

 

このように、僕らは衝動買いをしてしまう生き物なんです。
きっと。

じゃあどうすればええのんか。

 

 

衝動買いをやめる方法7選

 

インターネットが猛烈な勢いで普及する現代、買い物の在り方も変わってきてます。

 

リアルな店舗からネットショップへ。

買い物もどんどん手軽に、便利になってます。
ゆえに、衝動買いも簡単にできてしまうわけで。

ネットでポチッとワンクリックですよ。

 

しかもネット広告は溢れ、セールやら新商品の入荷やらの情報がメルマガでバンバン届きます。
売る側だって、いかに買ってもらうかを常に考えて必死に我々消費者にアプローチしてくるわけです。
そりゃあ釣られますよと。

 

そんな誘惑から我々は身を守らねばならんと。
そこで対策を考えましたよ。

 

 

目的の物を決めておく

 

買い物に行く際、事前に「何を買うか」を決めておきましょう。
目的もなく買い物に行くからいろいろ目移りしちゃうんです。

 

女性に多いと思うんですけど、買い物に行ってもやたらと脱線する人いますよね。

「あ、コレかわいい〜(*´ω`*)」

と全然買うつもりも無かった店にフラフラ入っていく。
そして気がついたら買い物袋を手にしている…。

 

典型的な衝動買いのパターンかと思いますけど、「コレを買う」っていう目的を最初に決めておけばあれこれと見て回る必要も無いですよね。

目的の店に直行し、買ったらさっさと誘惑の多い場所から離れるというヒットアンドアウェイが得策です。

 

 

現金は必要な分だけ持つ

 

財布の中には必要な分の現金だけに留めておきましょう。
余分に入ってるからついつい買っちゃう。

 

人間、与えられた余裕は使い切るようにできてます。
1時間で終わる仕事でも、期限が10時間あったら10時間フルに使うものなんです。

 

お金もいっしょで、財布の中に入ってる分は使ってもいいものとして考えるんです。
だったら最初から入れなければいいだけの話。

現金は必要な分しか財布に入れないようにしましょう。

 

 

クレジットカードは持ち歩かない

 

買い物に行く際、クレジットカードは家に置いていきましょう。
財布にクレカが入ってたら「買うサイン」です。

クレジットカードは便利な反面、財布の紐が緩くなりがちです。
現金で払うわけじゃないし、支払いは来月だし。

 

「現金足りないからカードで買っちゃおー♪」

ですよ。

これはアカン。

 

 

要は「物理的に買えない」状態にすればいいんですね。
現金も無い、カードも無い。
これなら買い物のしようが無い。

 

 

メルマガは解除する

 

ネットで買い物をすると、その店からけっこうメルマガが届くようになったりしますよね。
実はそれが危ない。

 

無料だからって一度メルマガ登録すると、これでもかと言わんばかりに売り込んできます。
今買ったらお得だの限定販売だの、僕らが欲しくなるような情報をバシバシ届けてくるわけです。

んで僕らは

「ヤバイ、今買わないと!」

「これめっちゃいいやん!」

と思惑通りにホイホイ釣られてしまう。

 

まあ企業はそれが狙いなんですけどね。

 

そうならないためにはメルマガを受け取らなければいい。
登録しちゃってるなら解除。
目に毒です。

 

 

「お気に入り」から消す

 

インターネットのお気に入りにzozotownやらAmazonやら楽天やらを登録して、すぐに買い物できるようにしてる人は多いと思いますが。

 

簡単にアクセスできてしまうがゆえに、簡単に買い物もしてしまうわけです。
じゃあ、お気に入りとかブックマークから消してしまえば、自分で検索しない限りアクセスできませんよね。
そうやって利便性をあえて断つことも有効です。

 

 

ネットでの買い物は必要最低限にする

 

インターネットでの買い物は便利なので多くの人が利用してると思いますが、衝動買いを抑えたい人にとっては危険なワナがたくさん散りばめられています。

Amazonとかはよくできてて、過去の買い物履歴や閲覧履歴からその人の趣味・嗜好を読み取って、欲しがりそうな商品を表示してきます。
「あなたへのオススメ商品」みたいなヤツですね。

 

これをやられると、魅力的な商品が嫌でも目に入ってくるわけです。
おのれ、余計なことを…!

そしてちょっとした日用品を買うだけのはずが、知らん間に買う予定の無かった物までカートに入れてた、ってなことになります。

 

こうならないために、ネットでの買い物を最小限に抑えることも有効です。
不用意にオススメ商品を見ることも無いですから。

 

 

買い物以外でストレス解消する

 

買い物でストレス解消、って人は多いと思いますが。
別にストレスを解消したいなら、買い物でなくたっていいわけです。

 

スポーツやら趣味やら、お金のかからない解消法があれば無闇に衝動買いすることもないです。

例えば僕なら、筋トレとかガンプラを作ったりするとストレス解消になりますし、ブログを書いたり自分のビジネスの仕事をしてると満足感とか達成感で気分が良くなったりもします。

 

何か自分で没頭できることがあれば、それに集中することで衝動買いすることも減りますのでオススメですよ。

 

 

結局のところ…

視界に入れない

 

結局のところ、衝動買いの一番の要因は

「見たら欲しくなる」

ことです。

 

魅力的な商品を一度見てしまったが最後、その物欲に勝てる人間はそうはいません。

 

それならば、初めから見なければいい。
視界にさえ入れなければ「欲しい」と思うことも無いわけです。

なので極力、必要な物やどうしても欲しいもの以外はシャットアウトした方がいいです。
衝動買いの原因となるものは排除です。

 

買い物に出かけても目的のもの以外は見ない、誘惑の多い繁華街には行かない、ネットでも情報が入りにくくするなどして視界に入れないことが衝動買いをしないことに繋がります。

 

自分の意思で物欲を抑えるのは至難の技。
人間そんなに強くないです。
それなら、「衝動買いできない環境」を作ってしまえばいいんです。

 

 

それでも欲しくなったら

 

しかしながら、この現代においては魅力的な情報はどーしたって目に入ってきます。
完全にシャットアウトしようと思ったら仙人のような生活が必要です。

 

なので時には誘惑に負けそうになることもあるでしょう。
そんな時は、まず冷静になりましょう。

物欲を刺激されてる時は気分が高揚して、正常な判断ができない状態にあることが多いです。

 

なので

「あ、今私欲しくなってる」

と感じたら、一度冷静になってホントに必要なものかどうか考える癖をつけておくといいです。

⇨買うか買わないか迷ったときの対処法

 

ていうか大体の場合、衝動買いするような物はどーしても必要な物じゃないです。
必要な物なら既に考えた上で買ってるはずですから。

 

 

衝動買いで後悔しないために

 

と、衝動買いする心理と衝動買いをやめる方法について書いてみました。

でも人間は完璧じゃないし、無我の境地にも達してません。
物欲だってあるし、誘惑にだって負ける。

なので完全に衝動買いを無くそうとしなくてもいいと思ってます。

 

ストレスの発散も必要だし、もしかしたら衝動買いによって新たな可能性の発見に繋がるかもしれません。
何か店員さんと仲良くなって、そこから新しい人間関係ができたりするかもしれない。

つまり、衝動買いそのものが悪いってわけじゃないんですね。
衝動買いしたっていいんです。

 

問題なのは、

無計画に無思慮に、販売する側の思うようにまんまとハマって買い物をした挙句に自分の本来の目的を果たせなかったり、後悔してしまったりすることが良くないわけです。

 

広告や宣伝や店員にのせられて、流されて買うから後悔する可能性が高いんです。
こんなはずじゃなかった、またやっちまった、と。

 

衝動買いするならするで、自分で納得して自主的にすること。
それなら後悔することもありません。

でもそのためには、ちゃんと自分で考えないといけませんよ。

今コレを買っても問題無いか、コレはホントに自分の欲しい物なのかを確認する。
そして自分の中でOKサインが出たなら買う。
「買ったら後で後悔するかも…」という後ろめたさがあったなら、やめる。

 

こんな感じで、自分なりの基準を持って買い物をするようにしましょう。
でないと、人生でも後悔の多い人生になっちゃいます。

コレ、大げさな話じゃないんです。

 

流されて買い物をする人は、仕事や人間関係でも流されます。
買い物もコントロールできない人が、人生をコントロールできるわけがないですよね。
たかが衝動買い、されど衝動買い。

 

ぜひ、自分で納得した買い物を楽しんでくださいね。